見出し画像

母の私が「人生の成功者」を目指す理由

先日こんなツイートを読みました。

この記事を読むと、「結婚前の自分」の感覚が急によみがえってきて「ドキドキ、ウズウズ」してきました。

独身時代、私は食品輸入の仕事をしていたのですが、いつか商品担当になって、バイヤーとして海外出張へ行ってみたいと思っていました。しかし、夫は転勤族なので、やむなく結婚退職することに決めたのでした。

「結婚したらハードな仕事はできない。」
「子供を産んだらずっと家にいなければならない。」
「年をとったら海外でなんか仕事はできない。」

と、何の疑いもなく思い込んでいました。

でもこれって、

違うよね?


って、今日ははっきり感じたのです。

現に、最近は夜遅くまで仕事をしてる時もあるし、家庭と仕事の両立を目指して、むしろ会社員時代よりも何倍もハードな生活をしています。

先日もマラソンで10キロ完走できたので、海外へ行くくらいの体力はまだありそうです。

私が本気で仕事(自分の夢を叶えること)にのめりこんでしまったら、子供達には寂しい思いをさせてしまうこともあるかもしれない。

でも、私がずっと家に張り付いて、「勉強は?」「掃除は?」と細かく指示を出していたら、親子共に息苦しい。

それよりも、私がイキイキと楽しそうに生きている所を見せてあげたほうが、お互いの為に良い気がするのです。

社会を見てもそう思う。

大人は辛そうに仕事をしている。
そして、大人は子供に言う。

辛くても「それを乗り越えれば幸せがやってくるから頑張れ!」と励ます。

それって本当?


先月お話を伺ったスクールカウンセラーさんは、きっぱりと「違う」と言われました。

大人が「乗り越えろ。乗り越えろ。」と言っても、それは無理。ガソリンが入っていない車が走れないのと同じ。「逃げ癖が付く」とか、「乗り越える力が育たない」という心配は全くないのだそうです。

だから、こういう時は、子供に「乗り越える為のエネルギーを溜めさせる。」のが良いとアドバイスいただきました。

親は「子供の幸せを願っている。」この気持ちは嘘ではないと思います。
そして、良かれと思ってあれこれアドバイスする。

でも、アドバイスした内容を
「大人は実際にできている???」
「幸せに生きられている???」

自分にはできなかったから、「自分みたいにならないように。」
と反面教師となり、子供を育てる大人は、自分を含めて少なくないと感じます。

ちょっと辛口になってしまいますが、「失敗者」に教えられたことを
子供が「そうか!それなら頑張ってみよう!」って、
目がキラキラ輝やかせて実行するでしょうか?

渾身の気持ちを込めて子供に話をしたとしても、
人は「自分ができないこと」は、人には教えられないと思う。

スーパーゴールを決めるサッカー選手。大人気のユーチューバー。ノーベル賞を受賞した科学者。人々はこのような「成功者」を称えて、自分もそういう人になりたいと憧れる。

「人生の成功者」とは、お金や地位や名誉を手に入れた人とは限りませんし、「成功」は、人によって全く違って当然だと思っています。

基準は「自分が幸せであること。」だと思います。

だから、まずは「私がやりたいこと」をして、「人生を楽しんでいる所」を子供たちに見せられるようになりたいのです。




毎日のおうちごはんのことで困っている人を減らすために毎日頑張っています。今はYoutube撮影用の機材購入の資金に宛てさせて頂きたいと思っています。