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自分が本当に欲しいものか問う

子供の時、友達や兄弟が持っているものがめちゃくちゃ欲しかった経験は誰しもあるのではないでしょうか?

私が子供の時は大好きな従姉妹のお姉さんが持っているものはとにかく素敵に見えて欲しくなりました。お恥ずかしながら、大人になってようやく似合うもののタイプが違う事を自覚するまではかなり憧れが強かったです。

ある程度の年齢になって、ようやく自分に似合うかどうか、自分の環境にあっているかどうか、分相応か(値段など)を考えられるようになってきました。ですが、この欲しがるマインドは根深く、SNSで見かけては自分も欲しくなる癖は意外と抜けませんでした。

今も、Twitterで流れてきた素敵な人が持っているものや、多くの…いや、多分一部のミニマリストの方だけだと思うのですが、タイムラインで何人かが持っている物が凄く素敵に見えて欲しいと思う事があります。

本当にちょうど探していて自分の生活を豊にしてくれる物も時にはあるのですが、すでに自分が似た機能の物を持っているのに欲しくなる自分にフィットしないのに欲しくなっている物があります。

そのような状態で欲しくなっている時は、完全に自分を見失っています。自分主体ではなく、○○さんが素敵に見える物を欲しがっているのです。基本的に現代の広告は美しいモデルさん達が身に付けたり使うことで、自分もそうなっているような錯覚で欲しくなるように作られています。心理学的な手法のようなので、素敵な人が持っている物を欲しくなるのは人として当然の心理かもしれません。

欲しくなるのは自然な物であるとしたら、それは否定できないので次にそれは自分が欲しい物なのかを問うようにしています。例えば、今ミニマリスト界隈で人気のソネングラス(ソーラーパネルとランプが付いたグラス)。凄く便利そうだし、エコだし、夜リラックスして過ごすランプとして素敵だなと思って欲しくなっていました。後、バルミューダのランプもお洒落でいいななんて思っていたり。
ほんのりとした明かりで本を読んだり、夜ベランダで過ごす時のライトを探していました。。

ですが、結局現時点では購入していません。なぜかと言うと、防災グッズを見直ししている時に、トップ画像の左にある緑のランプを発見したのです。(存在はうっすら覚えていました)これは通常ライトとして使えて、引き伸ばすとランプのように使える物です。何かのノベルティだそうですが(夫が過去もらった物)、実はすでに我が家にはランプがありました。昔はあまり見た目が好みじゃなかったのですが、置いてみたら意外としっくりきました。

持ち手もあるのでベランダでひっかけて使うことも、台に直接置いて使うこともできます。今では毎日使っています。元々入れていた電池が無くなったら、エネループに変えて使おうと思っています。

と、言うことでものすごくお洒落なランプでも、みんなが持っているランプでなくても自分は満足できました。そんな風に一度立ち戻ってみると自分に必要のない物まで欲しくなっている事が多いんだなと改めて思ったわけです。

これからも、なにか見て欲しくなったら自分に改めて問いながら検討していきたいと思います。

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