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EVMを使った管理方法

お疲れ様です、ゆーろー@常駐しないPMOです。

わたしがプロコンサルとして参加しているiPM naviのコラムをご紹介します。


writing by Osamu Hirayama
*このコラムはiPM naviで配信しています

プロジェクトの進捗は、計画と実績の乖離を分析して、現状を把握します。

PMであれば、『なぜ、進捗を把握しなくてはならないのか?』という理屈無しで実施するマネジメントタスクではないでしょうか?

現状を把握したら、次に何をするのでしょうか?将来の予測を分析しなくてはなりません。

しかし、将来を予測する正しいメソッドを持っていないPMが多いものです。

そのことから、リスクを見つけることができなく『品質』、『コスト』、『スケジュール』に大きな悪影響を与えてしまいます。

経験からの予測も大事ですが、現状の数値をもとに将来値を導き出し、リスクを見つけ適切な対策を講じる術をPMは身に付けておく必要があります。

特に、最近のプロジェクトは短期間納期・低予算と厳しい縛りがあるので…


こんにちは、プロコンサルの平山 理です。

私が参加しているiPMでは、PM初心者のスキルアップやDX時代に適応したいPMのリスキリングのサポートとして、iPM TRAININGを運営しています。

このコースの一つとして、『プロジェクト計画書の作り方』を講座として提供しています。

計画書を作る中で、コストマネジメント計画・スケジュールマネジメント計画を考えていきます。

その際、プロジェクトのコスト・スケジュールの状態を分析するツールとして、 EVM(Earned Value Management)というメソッドを使っていきます。

受講されている人から話を聞くと、コストやスケジュルの分析は計画と実績の乖離だけを確認しているというマネジメントが圧倒的に多く、未来予測を行なっている方はいませんでした。

プロジェクトマネジメントは、現状の分析も大事ですが、事実から将来を予測して、リスクに備えることが肝心です。

そのため、将来の分析を行うメソッドとして実用性の高いのがEVMです 今回のコラムは大手コンサルファームでも使っている、プロジェクトのEVMを使って管理方法を解説します。

EVMとは

プロジェクトマネージャは、計画と実績からプロジェクト完了までの以下を予測しなくてはなりません。

・工数の消費進捗から見た必要工数

・スケジュール進捗から見た必要日数

それにはEVM(Earned Value Management)を使うと便利です。

EVMは、計画と実績から工数超過や作業遅延、今後の予測値を視覚的に把握できます。

多くのプロジェクトでは、コストマネジメント、スケジュールマネジメントの分析ツールとして使われます。プロジェクトの将来の状況を予測する

プロジェクト状況の把握

EVMを使うには、以下の順番で行なっていきます。

・プロジェクトの状況を正しく把握する。

・プロジェクトの状況を分析する。

・プロジェクトの将来の状況を予測する。

プロジェクトの状況を正しく把握する

プロジェクトの状況を正しく把握するための計測値を解説しています。

プロジェクトの状況を分析する

プロジェクトの状況を分析するSPIとCPIの計測値を解説しています。

プロジェクトの将来の状況を予測する

プロジェクトの将来の状況を予測するETC、EAC、TEACの計測値を解説しています。

プロジェクト管理一番重要な計測値となります。

事例をもとにEVMを使ってみる(1)

プロジェクトの事例をもとにEVMを使って分析しています。

事例をもとにEVMを使ってみる(2)

プロジェクトの事例を使って、クリティカルパスのスケジュール遅延や工数超過を算出しています。

まとめ


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