友達じゃない

小説よー
注意
前回書いたのの続きではない神無月




私って姫子のなんなんだろうね
友達?親友?
私は友達なんて言葉で片付けられるような
思いじゃない
友達じゃない
でも親友でもない

姫子…

求めてはいけないけど
求めてしまう
この思いに対しての見返りを
報われたいなんて思っちゃいけない

この思いが報われたら
どんなに楽になれるか…

告白したい
この思いをぶちまけて姫子を困らせて
自分だけのものにしてしまいたい

そんなこと、出来やしないのに


ねぇ、千歌音ちゃん

なぁに?姫子

もうすぐ誕生日だね

そうね

あの、あのね
誕生日に千歌音ちゃんに伝えたいことがあるの!

今ではないのね?誕生日に…なにかしら?

今じゃだめなの!誕生日まで待ってて?

けっこう経つけれど昼休みにこんな話をして
今日が誕生日
姫子から何を言われるかドキドキしている自分がいる
きっともう昼休みは一緒にいられないだとか
そういう話なのだろう
言われたら、もしそういうことを言われたら
嫌われないうちに身を引こう
そう思っていたのに

放課後にバラの園で待ち合わせ

きっと私は今暗い表情をしている
もうすぐ姫子が来る
暗いままじゃだめね…
笑顔で答えよう

お待たせ、千歌音ちゃん

さっき来たところよ、それで話ってなぁに?

なるべく明るく何を言われても
笑顔で答えると決めたのだから

えっと、その
千歌音ちゃん!

姫子にしては大きめな声で名前を呼ばれて少し驚いてしまった

千歌音ちゃん私と付き合って!

えぇ、いいわよ?どこにつき合えば…

そうじゃないの!
千歌音ちゃんが好き…だからゴニョゴニョ
私とお付き合いしてください…お願い…

だんだんか細くなっていった声を
確かに聞いた

姫子は顔を赤くしてうつむいて続けた

ご、ごめんね
変だよね?女の子同士で付き合ってなんて
おかしいよね、ごめんなさい
今の、わ、わすれ

姫子

思ってもいなかった姫子からの告白
泣き出した姫子をぎゅっと抱きしめる

報われたじゃないか
友達じゃない
恋人になれるのだ

ありがとう、姫子

ぐすっ…(ノД`)

私も姫子が好きなの
私とお付き合いしてくれるの?

えっ、いいの?

私からもお願い
付き合って

涙が悲しみから嬉しさに変わる

えへへ…

ねぇ、姫子

付き合うことになったんだもんね
いいよね?

チュ…

姫子からの突然のキス
私より少し背が低いから背伸びして

あ、千歌音ちゃん、顔真っ赤だよ?

(。>﹏<。)

ハッピーバースデー



うぎゃぁぁ!切腹
姫子からの告白はこんな感じ?なのか?
わからぬ
わからぬなりに書いてみたがわからぬ
解せぬ!!

とりま色々書いて感を取り返せねば
ありっした!

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