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2021→2022

遠くでくぐもった歓声が聞こえる
花火みたいに
波みたいに
寄せては返す
笑い合うさざめきあう声が聞こえる
家族連れが楽しそうに交差点を走っていった

年を越す瞬間はこんなわたしでも少し、面映いような特別なようで

ちょっとでも新しい自分になれるかななんて
思った瞬間に地続きのわたしが顔を出して
年を超えた瞬間にまた同じようなことで悩んで、迷って、泣き笑いするんだろうな、それでも

今年はどんなことが起きて、どんな人と出会えるだろうか。
一年で今日くらいはワクワクして眠りについたってばちは当たらないよね

旧年中は大変お世話になりました。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。