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往復書簡

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大学時代の先輩にあたる教師――仮にO氏と記しておく――との、事務的なやりとりから発展した往復書簡の一部始終である。ただのメールのやりとりとて、馬鹿にできぬ内容に発展することもある。
文学者と批評家。だが、互いにその作品を干渉し合うことはなかった。ただ、書簡を交わし合うのみ。 ある…
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2021年2月の記事一覧

第十七稿 発露する一滴を直接口にする

O氏の曰く、時間が、つながっていたいと考える人との交わりが、何よりも大切だという言葉が胸…

ゆりてる
3年前
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第十六稿のあとがき

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ゆりてる
3年前
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第十六稿 思いは時空を越える 献杯

高校の同級生の死を、同窓会で知る。なんという虚無感。 「お前知らんかったのか」 ――知らな…

ゆりてる
3年前
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第十五稿 非武装非暴力 あの方はガンジーを地で行く

小難しくはできないから、感覚的に書いたものを返信した。 Kは、その早さに驚いたこともあるよ…

ゆりてる
3年前
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第十四稿 どうしてもM.Hには手が出ない

読めないのは目が見えないわけではない。まだ、そこに足りていないのだ。 親の質が子どもにど…

ゆりてる
3年前
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第十三稿 じゃがいもの花

典座教訓は「てんぞきょうくん」と読みます。造詣が深すぎる男が本領を発揮し始めました。 こ…

ゆりてる
3年前
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第十二稿 抜き身の真剣

こちらから斬ることはないよ。 でも、だからといって斬られるつもりもないよ。 正しいものは正しいからね。 *     *     *

第十一稿 洗脳?

決して洗脳教育ではないはずなのだ。しかし、この同調圧力は一体何なのか。正しいか正しくない…

ゆりてる
3年前
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第十稿 思いは3000字を越える

悪魔将軍のマスクは、100万円で売られているそう。 学ばせる側のものが、学ぶ側の時間を奪う。…

ゆりてる
3年前
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第九稿 未来と書いて「さき」と読む

アインシュタインは、教員に「将来君はろくなものにならない」と言われた。その教員のいう「ろ…

ゆりてる
3年前
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第八稿 タブレットの制約

ギガスクール構想なんて、空想上の話だった数ヶ月前。 現実味を帯びそうで、その実、やはり制…

ゆりてる
3年前
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第七稿 脂肪肝 鬼滅の刃 あこがれと体現

話は際限なく右往左往。それでも意志は通い合う。いや、通い合わなくても良いのか。そこに拘り…

ゆりてる
3年前
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第六稿 ライトノベルとグーパンチ

かのウィルスのために発令された緊急事態宣言も、ようやく解除された。戦後のそれとは状況が全…

ゆりてる
3年前

第五稿 本音

くだらないやりとりから大きく動き出す。 鬱憤を晴らすかのように。 *      *      *