平日1人ランチで食べてはいけないもの

ペペロンチーノが好きだ。作るのも食べるのも大好きだ。好きすぎて、この前4日連続で昼に食べたら気持ちが悪くなった。

たっぷりのオリーブオイルに、つぶしたにんにくを入れて、揚げて。輪切り唐辛子をドキドキしながら入れて、
欲張って、麺も多めに入れてしまう。

ああっ！ガーリックオイルに蹂躙された麺の美味しいことと言ったら！

大好きだけれど、食べた後少しの間、多幸感に包まれた後、
眠気との戦いになる。

調べたところ、炭水化物を沢山摂ると血糖値がぐーんと上がるため、それを抑えるためにインスリンが出て、眠気につながるらしい。

ただでさえ昼に家で1人でいると眠い。
しかもわたしはほぼ無職だし。
眠くても叱ってくれる人もいない。
咳しても、眠くても、1人である。
「眠気に打ち勝って午後もがんばろうぜ！」と言ってくれる心広い同僚は今の私にはいない。


無職は孤独な戦いである。

私は気づいた。


無職で、眠くて、ペペロンチーノを昼からお腹いっぱい食べていてはだめである。


自己肯定感の観点から、私はランチの炭水化物は控える決意をした。
目指すはパフォーマンスを考慮したナイスなランチを選ぶ女。

ということで、今日は鼻息荒くサイゼリアに行った。
選ぶのはペペロンチーノではない。
税別500円のランチセットでもない。
ミラノ風ドリアもたらこパスタも、ディアボラハンバーグも量と眠気と自己愛の観点から却下だ。

そして私はモツァレラチーズサラダのみ食べて、無事に帰還した。

税込400円のサイゼリアのサラダは、あなどれない美味しさなので食べた方が良い。

サラダだけだと眠くならない。ちょっと足りないけど、私はこれからも頑張りたいのでこれでいい。