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人間関係良くなる(3)古事記で学ぶ後悔しない人生

人間生きていくと色々なことがあって、思い出しても「あぁ〜あの時にあんなことにハマってお金と時間をつぎ込んでしまったぁ」と後悔すること、あると思います。

後悔する癖のある人もいらっしゃいますが、それだけではありません。

後から思うと「なんであの時、あんなことにお金を払ったんだろう」とか「なんであんなセミナーに行ったんだろう」と思う事あります。

「その時はそれが必要だった」

でも行ってみないとわからないですよね。
自分に合っているか、合っていないか?

またその時に勉強しようとしたこと、勉強したこと、その時の自分に必要だったんです。

その「テーマ」に取り組むことが必要だったんです。

なぜ後悔するのか?

さて「後悔する」のはなぜですか?

  • その時に取り組んだことが自分には高レベルすぎた?

  • 自分には必要ないことだった?

  • 嫌な人と会ったから?

  • 思った通りの成果が出なかった?
    など色々考えられます。

後悔を後悔に終わらせない

私のおすすめは「しまったーー」と後悔したり、後からくよくよするのをやめる、ということです。

くよくよする、と「自分は必ず選択を間違える」というネガティブな思い込みになっていきます。

後悔を後悔に終わらせないことをお勧めします。

そのために「転んでもただでは起きない」という方針をとることです。

絶対にプラスのものを手にして起きるのです。

後悔しない生き方は「古事記」に書いてある

古事記は古代の日本の神様の伝説です。
(日本書紀も同じです)

古事記を読んでみるとわかりますが、日本の古代の神様って、結構失敗続きです。

それも一度や二度ではなく、失敗しながら時には凹みながらも、前進するのをやめずに、黙々と神様を増やして日本(やまとの国?)を作っています。

伊弉諾神と伊奘冉神の夫婦の場合

いざなぎ、いざなみの夫婦神は国産みの神様です。二人が難なく国を作れたかというとそうではないです。

奥さんから声をかけて国つくりに励みますが、失敗します。(水子みたいな国になってしまいます。)
それが2回ほどあります。

それでどこがいかんのかな、とにかく、これまでとはどこかやり方を変えないといけませんね。

凹んでいたけれども、ご主人が勇気をふるって声をかけて、もう一度やってみましょうと国つくりに励まれました。

するとおのころ島というのができました。(それが淡路島と言われています)

失敗して凹んで、「あぁ、こんなことならはじめっからチャレンジせなんだらよかった」なんて悔やんでいたら、国は生まれていなかったです。

火を生んで亡くなってしまった妻

その後、二人の神様はどんどん国を産み、神様を産んでいきました。

人間が暮らしていくのに必要なものも産んでいきました。

あるとき、奥さんが火を産んだ時、火傷して、産後体調が良くならないまま、お亡くなりになりました。

でもこの時奥さんは「あぁ、火なんか産まなきゃよかった」なんて言わないんです。

火を生んで体調を崩して、大と小のトイレに行かれたり、吐き下しもされたのですが、そうやって出したものがこぞって、草木、稲などの人間が生活していく源になっていきました。

生と死の始まり

黄泉の国に行かれて、ご主人が追いかけていくのですが、奥さんはもう戻ってくることはできませんでした。体が腐敗しているのをご主人が見てしまうんです。

(つまり、この世界に「火」が生じたときに、人間の世界に生と死が生じた、ということです。)

昼と夜の始まり

黄泉の国から命からがら帰ってきたご主人は川の水で汚れを洗い落とします。
その時、左右の目から太陽と月、鼻の穴からスサノオのミコトが出てきます。

太陽と月が出る。つまり、昼と夜の始まりです。

「失敗だったぁ、そんなことなら結婚しなければよかった」なんてご主人は一言も言わないです。

というわけですから、失敗も経験のうち、と数えて、進んで行きましょう。

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