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二元論的思考の必要性

本日は水星と海王星がセミスクエアの角度を取っています。水星はバグ(エラー)を起こしやすい天体でもあります。ロジカルな思考ができなかったり、頭にモヤがかかったような状態で判断が曖昧になったり。知らないうちに非現実的な思考になり、自他の区別も曖昧になります。


水星のバグや水星逆行は意識的に生きることで緩和できます。この先数年、私たちに強い影響を与えてくるであろう海王星(+月)の迷妄感に呑まれないようにするためには、乙女座的思考を取り入れると大変効果的です。あえて、二元論的思考を取り入れることです。良い悪い、好き嫌い、心地よい心地悪いをパキッと分ける。自他の境界をパキッと分ける。オンとオフ、昼と夜をきちんと分ける。


私自身もそうなのですが、精神性を重視する人やスピリチュアルが好きな人は、往々にして、二元論的思考はダメなものだという強迫観念を持っています。ジャッジしてはいけないーー悪口を言ってはいけないーー嫌ってはいけないーーこれは確かにそうなのです。誰かに向けた否定的な意識は自分に向けているものだから、最終、それは自分自身に刺さります。(脳は自他の区別ができません)


ですが、それでは感情が置き去りにされます。感情を伴う活き活きとしたエネルギーこそが現実創造の種なのに、それをなかったものにしたり押し込めていくと、魂の方向性からどんどん離れていきます。等身大の自分自身は抑えつけて、「理想の自分・海王星的シャドウの自分」を演出し続けることになります。(それを他者は強い違和感として感じ取るのです。)


二元論的思考を必要以上に排除すると、結局は月の世界に引き戻されます。作用反作用です。それよりも、なんか嫌い、なんかヤダ、なんか気持ちが悪い、なんかイラッとする、なんか腹立つわぁぁぁーーという等身大の感情をそのまま認めること、抱きしめることなんです。

そして、それをノートに書いて言語化するか、色や形でイメージするか、自分に合った方法で可視化することで、その感情は成仏します。イヤだ、嫌いだという感覚の奥にある本当の想いを伝えてくれます。違和感を全部拾っていくことこそが、意識的に生きることです。

太陽で生きるというと、(よくないもの・マイナスだと自分が決めている)感情や月的意識をなかったものにしてしまいます。そうではなくて、自分自身の感情や想いや感覚のすべてに対して意識的に生きることが、太陽への道です。

自分が共鳴できないなと感じる人や場所からは、そっと離れていいのです。(勿論、拒絶ではなく愛を持ってね)私たちはダイナミックな感情を持ち、日々意識が揺れ動きます。様々なエネルギー渦巻くこの世界で、すべてを受け入れていたら翻弄されるだけです。自分を見失います。

どこまでが自分でどこからが外からやってきたエネルギーなのかもわからなくなります。そうなると・・・海王星の禊を超えて、天王星に向かうことなんて、到底できないのです・・・



特にこれからは「乙女座的区別」「二元論的感覚を拒否しない」ことが重要です。誰かをメンターとして崇めることにも気をつけたいですね。エネルギーの断捨離、重要です。魚座と乙女座は二つでひとつですからね♡


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