見出し画像

月の多重構造とその真実の姿~各月星座の最終目的とは?

この記事を目にとめてくださった皆様は、占星術にご興味のある方でしょうか。もし、占星術にご興味のない方でも、是非、この記事をお読みいただきたいと願っています。以下、有料記事として書いた部分は、占星術を超えた「人生の指南書」であり、「宇宙の設計図の一部」を記したものだからです。私たちの生き辛さや違和感の大元は「出生時の月」にあると言えます。



占星術における「月」という天体は、今、大きくその解釈と象意を変えようとしています。占星術には、二千年周期のプラトン年という考え方があります。2023年の現在はプラトン年の節目であり、私たちは奇跡的な宇宙時間の変わり目を生きています。魚座時代の二千年を終えて、水瓶座時代(アクエリアス)の二千年が始まろうとしています。これは春分点の移動によるものであり、これからは天王星の影響を強く受ける時代なのです。それは月の時代が終わり、太陽の時代が始まることを示しています。



占星術の大家・マドモアゼル愛先生の<月欠損論>を目にされた方は、少なからずの衝撃を受けたことでしょう。私もその一人です。その時、私は雷に打たれたようになり、同時に救われました。無意識の反応である月の囚われから自由になれたのです。それがきっかけとなり、マドモアゼル愛先生の月セミナーや占星術初級セミナーを受講し、星に魅了されて現在に至ります。



<月欠損論>や進化占星術などを土台として、この数年間、私は月という天体の真実について、考察を続けてきました。刻々と姿を変える月。決してその裏側を見せない月。魅惑的な光を発して、私たちをうっとりさせるあの美しき存在。月ほどミステリアスな星はないかもしれません。その不思議な美しさに魅せられてしまったのか、それ以来、月の真実と占星術の構造について考えない日はありませんでした。



しかし、いくら考察しても全体像が掴めないまま、数年が過ぎました。それもそのはず、なんと、月という天体は多重構造になっていたのです。映し鏡であり、実に複層的です。そして、一面では確かに「欠損・欠落・死角」を示していました。私たちが月星座によって与えられる現実的能力の未成熟な部分(ブロックされた場所)は、いわば、生まれてきた本当の目的(魂の目的)を成就させるための布石です。



月は欠損であり、それを使おうとしてはいけない——という段階で結論づけられるほど、月は単純な構造ではありませんでした。そこには深い深い魂と宇宙の意図がありました。ここで先に、結論の一部を書きます。出生時の月は「やらなくていいこと・向き合わなくていいこと」を示してはいません。むしろ、月は「そこから逃げてはいけない」という過去生からの十字架です。いわば、ハードな足かせ(特定の現実的能力の欠如・死角)をつけた状態で、私たちがより本質(魂・全体性)に向かうように働きかけています。



この記事はこの数年間の月考察の集大成と言えるものです。各月星座ごとの最終解説をお読みいただけます。月についてご興味がない方でも、より深くより豊かに、人生を生きていくための指針としていただける内容となっています。それぞれの月星座が示す<魂の求める目的>と地球人生の尊さを知り、自分らしく喜びに満ちて生きていきましょう。


人生という摩訶不思議な旅についての一段深い理解を得て、宇宙の一部である私たち自身を輝かせようではありませんか。そして、今こそ、私たちの「内側にあるアクエリアスの扉」を開き、それぞれが今いる場所で存在の光を放ち、新しい時代の先駆者となりましょう。アクエリアスを地上に実現させることができるのは、私たちひとりひとりなのですから。


目次
①月の多重構造について~月の複層的な役割
②月の本当の目的とは?
 ※土星・冥王星・ドラゴンヘッド&ドラゴンテイルとの関係性
 ※周波数から見る水瓶座時代の月
③各月星座ごとの通過点と魂のミッション達成までの指南
④月のハウスについて
⑤月のアスペクトについて
 ※マドモアゼル愛先生の月を含むミスティックレクタングルを解読

ここから先は

20,732字 / 3画像

¥ 1,500

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?