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MyBirthday世代の私が今になって占星術を始めたわけ

はじめまして!
占星術を勉強中のユリシスと申します。


生まれも育ちも兵庫県、いわゆる阪神間という独自の文化を持つエリア。
一番近くの大都会は梅田、そして神戸。
大阪でもなく神戸でもない場所。関西人的要素は持ちつつ、大人しく落ち着いた雰囲気を持つニュータウンの集合体。
そんなイメージでしょうか。


私にとって、日常的に言う「街」とは宝塚駅周辺のことでした。大好きだった宝塚ファミリーランド閉園の時はガチ泣きしました。入場ゲート前に従業員の皆さんが整列して「長い間のご愛顧、ありがとうございました」と一礼した瞬間は、私の中で永遠の一瞬として記憶されています。


これは夢か幻か。幼い時から何度も通った夢の国が、今、失われようとしている。号泣しそうになる自分を必死で抑え、
あぁ!我が愛しのホワイトタイガーよ!スペースコースターよ!巨大なソフトクリームよ!私の夢の国よ!!!さようなら・・・と天を仰いだのでした。


宝塚ファミリーランドの終焉とはバブル時代(金でどうにかなる世界笑笑)の完全な終焉でもあり、あれは私の個人的な時代転換の瞬間そのもの、これからやってくる大変化の序章でもあったのです。


(後々、あの時感じた底なしの哀愁とそこはかとない不安感こそが、占星術的に言う「地の時代の終焉→風の時代の幕開け」であり、「月の時代が終わり、孤独極まりない太陽獲得の道へ出陣する際の武者震い」であったと知ることになります)


そんな氷河期世代ど真ん中のわたくし、子ども時代の愛読書はりぼんとMyBirthdayでした。りぼんに連載されていた「ときめきトゥナイト」に嵌りすぎて、「私は江藤蘭世」だと思っていた少女時代。蘭世とおそろいの大きなペンギンのぬいぐるみをベッドに置き、蘭世風味のファッションをしたがるオマセさんでした。


(以下、ときめきトゥナイトのあらすじを転載)

<世界は昔、ひとつだった。ある石を守り神として。ところが心悪しき者がその石を割ってしまった。石は5つに割れ、世界も5つに分かれた。それぞれを天上界、魔界、人間界、そして日の当たらない場所に飛ばされた世界を冥界とした。(もうひとつは妖精界)
「愛情と信頼…そんな感情を知らないあなたに石の力が使えるはずないわ!」
カルロの助言に助けられた蘭世と俊は冥王を破り、主を失った冥界は消滅する。大王はカルロらに導かれ、天上界へ。アロンは婚約者フィラと結婚し王位を継承する。
魔界は今こそ新時代の幕開け>


ときめきトゥナイトのこの世界観こそが、少女時代の私をワシ掴みにして、捉えて離さなかった理由そのものです。「愛情と信頼、それを知らない存在に本当の力が使えるはずがない!!!」


私は、この世界には目に見えない巨大な何かがうごめいていると、その目に見えないものを知りたい、見つけてやるんだ!という情熱で燃えていたのです。


だからこそ、MyBirthdayを愛読して、見えない世界に没頭していたのです。しかし、当時はネットなどなく、ホロスコープを出すには天体の運行表を見て、すべて手計算をしなくてはなりませんでした。そこであっけなく断念。太陽星座の星うらない、少女うらない♡に留まっていたのです。


そうして、数十年が経ち、マドモアゼル愛先生の占星術セミナーを受けて、再び星の世界に取り憑かれてしまったのでした。
なんだ!幼い時から私が知りたかったこと、見えない何か。
それは占星術ですべて証明されてしまうじゃないの!という目の覚めるような大発見だったのです。


というわけで、次回から、星をめぐる発見、占星術に関する記事をUPしてゆきますので、MyBirthday世代の皆様、そうでない皆々様、お読みいただけると大変うれしいです☆


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