「どんな人財を会社として求めているか。」 今日のゆりりん2020.11.28
「どんな人財を会社として求めているか。」
今日のゆりりん2020.11.28
コロナはチャンス!
楽しく仕事していますか?
特定社会保険労務士
西垣裕里(ゆりりん)です。
今日は、
高橋恭介著「人事評価制度だけで利益が3割上がる!」
きこ書房 2017
<引用:気になったキーワードなど>
・承認欲求とは、成長して褒められること。自己実現欲求とは、それが認められて給与が上がること。
・社員は、家族でも友達でもない。ビジネス上でつながったパートナーなのです。
<ゆりりんコメント>
納得と共感で読み終えて、
如何に多くの会社や事業所が、
この仕組みを導入していないがために、
優秀な人材が「黙って辞めていく」のを
本人の忍耐不足のせいにしているのかと思い、
憂うつになるとともに、
もったいないとも思った。
この仕組みとは、
目標達成者の給与へ、
目標不達成者から減らした分を
上乗せするという仕組み。
そのための人事評価制度。
そして
評価とは人を成長させるためのもので、
目的達成を価値づけして見える化するもの。
しかも結果のみならず、
過程、コンピテンシー(成果を生む望ましい行動特性)も
評価する。
私は「正直さ」も加えたい。
事実をありのままに報告する。
嘘をつかない。
これ大事ね。
「あと仕事どれくらい残っていますか?」
これもただ事実を知りたいだけ。
仲良しクラブではないのだから、
何時までには仕上げたいから、
まだ残っていたら、手助け必要かどうか
判断したい。
もちろん、何をしていて遅くなったのかの
分析は必要。
改善の見込みや本人の努力の程度は
どれくらいなのか、
このあたりは、評価対象になると思う。
相対評価ではなく、絶対評価。
相対評価は、私も嫌い。
頑張りがいがない。
「どんな人財を会社として求めているか。」
これはすぐに応えられる会社が多い。
そのための業務の細分化と目標設定が
足りない。
福祉事務所の処遇改善加算のキャリアパスにも
活かしたい。
昨年から始まった特定処遇改善加算も、
10年という年数だけでなく、
評価で加算できるといい。
コロナをチャンスに
人事評価制度と賃金規程を見直しませんか?
雇用調整助成金の申請の際も
勤怠記録とか給与明細書が
きちんとしていると
申請がスムーズです。
コロナを機に
日頃の労務管理の見直しを
お勧めします。
お気軽にお問い合わせください。
このコロナ第3派を
何とか乗り切りたいものです。
雇用調整助成金を活用して
雇用維持努力をしても
優秀なひとは他者へ再就職するという
ジレンマもありますが、
これまで
雇用調整助成金を活用するまでもなかった事業者も
この第3派も大丈夫とは限りません。
コロナは災害。
企業は人なり。
活用できるものはしっかりと活用して
踏ん張りたいところです。
特例措置も来年2月末まで
延長になりました。
ゆりりん社会保険労務士事務所
「働きがいも経済成長も」
SDGs目標8
特定社会保険労務士 西垣裕里
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