いとしきみへ

2ヶ月ぶりに遠距離の恋人に会って思ったことを

大学時代のサークルの同期で何かと腐れ縁。面倒見が良くて頼られるタイプ。楽しいことが好きなアウトドア人間でお酒が強い。ついでに胃も強くて大変食いしん坊。フォルムの伸縮が激しくよくネタにされる。そんな彼と飲むお酒がわたしは好きで、異性とサシ飲みと言えばほぼ彼とだった(あっちはしらん)、わたしが遠距離も構わず押しに押して付き合い初めて一年と少し。


時は12月ということで都会のショッピングモールでお買い物デートをしました。ふだんカジュアル寄りな彼が

わたしの好きなキャメル色のチェスターコート

ネイビーのタートルネック

スエードのかっこいい靴(コツコツいう、とんがってはいない)で

てちてち歩くもんだから大変にっこりしてしまった。もっと写真撮っておけば良かったし、今日大人っぽいね?とは聞いたもののかっこいいねと伝えられ無くて非常に残念。なお本人はTPO意識していたそうでガッツポーズしかない。

何着ててもにっこりしちゃうし、おふとりさまになられてもにっこりしてしまうんだけどね、

溺愛してるわけではないのだが。


それにしても、こう遠距離はどうしても会う回数が限られ制限が掛かるものである。

うまくいく遠距離カップルは期限を決めると言うけれど本当にそうだと思う。

楽しい、楽しいけど、その先には簡単に進めないのだ。近くに住んでいれば変な話、転がり込んで同棲スタート、みたいな形もあり得る。わたしは上手くやれる気はしないが、たいへん羨ましい。

会ってる最中、一緒にいる時間が心地よくて、未来を共にしたいと思っても、職がある、家がある、夢がある。それに、数ヵ月に数日は合わせられても毎日が本当に心地よいものなのか、不安になることもある。

それでも、わたしはこの人と人生の時間を過ごして行きたいんだなと考えている。

また、結婚観もひねくれていて、婚姻については興味がさほどない。事実婚とかでいい。

あとなんだったら本当は仙台に帰って余生を過ごしたい。仙台という地方都市の歯車になりたい。

仕事も正直今の職場は、そのために遠く関西まで来たのにセカンドキャリアの踏み台だよなという捉え方しかできなくて、固執もしないのは、セカンドキャリアや土地を離れる可能性が高いという逃げ場があるから、そんな風にする仕事がやりがいや楽しみがあるわけないよな。

彼が学生の時に、やんわりといつかは同じ土地に居たいねえって話したときも、はっきりとした返答は出来ないと言われてしまったし、なんだか、話し合うのに億劫になっていたりもする。

そういう、消極的な態度は不信感を抱かせるだろうし、選んでくれるのかなとまだ信じられない時もある。人生計画自体更地。なんて一回やったし、これから先も全然あり得ると思う。


恋愛というか、人生設計になっちゃうから、世間話のようには語れないものです。

それでも、この土地に来たときのようにえいっと飛び出す日が来るのかな。

来たらいいな。

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