かえで

レズです、社会人です。

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最近の記事

サンタクロースに寄せて。

12月。街中がキラキラと輝くイルミネーションに彩られ、いつも行くデパートの前にも装飾されたツリーが聳え立ち、否が応でも今年もクリスマスがやって来たのだ、と実感させられる。私はクリスマスツリーを見上げて、少しだけ暖かい気分になった。綺麗なものを見ると心が浮き立つようになるのは、きっと性なのだろう。 寒い空気をシャットダウンするように、私はマフラーを結び直した。 子どもの頃、クリスマスは楽しみを運んできていた。 イブの夜に布団に入るのが楽しみだった。翌朝目覚めると枕元にどんなプ

    • ドーミーイン池袋 豊穣の湯 宿泊記(2021年6月)

      都内で新しくできたドーミーインといえば、ドーミーイン池袋。様々なサービスが充実してるビジネスホテルに泊まってきました。駅から歩くけど気にならない方、お風呂と食事が好きな方、オススメです。綺麗なホテルでした。土日宿泊じゃなく、日曜日から月曜日にかけての宿泊だったのでそこまで混雑することもなく快適でした。 グランドシネマサンシャインで少女歌劇レヴュースタァライトを見て、感情がボロボロになった後、ホテルに向かいます。スタァライトの口上めっちゃカッコいいな、女女の感情のぶつかり合い

      • ザ・ペニンシュラ東京 宿泊記(2021年5月)

        ペニンシュラ東京に泊まった記録いきます、備忘録です。ちなみに10時チェックイン、22時チェックアウト、素泊まりのプランです。リラックスここに極まれり、という感じのだらだらステイでした。ちなみに滞在中にとらドラを一気見しました。やっぱり面白いし、竜児がいい人過ぎて私もお隣さんになりたいわ…。大河、可愛いじゃねぇか…中学時代からみのりん派だけど。 気を取り直して、宿泊記いきます! チェックインしてお部屋に行くと、すごく良い景色のお部屋でいきなりテンションがあがる。しかもウェル

        • フォーシーズンズホテル大手町 宿泊記(2021年4月)

          宿泊記という名の備忘録です。 正直に言うと、もう個人的には行かないかなと思ったホテルでした。設備も最新だし、プールも素敵だし、何でかな~と思ったんですけど、あまり私が求めているホテルでは無かったのかもしれません。好きな人は好きなホテルだと思います、私に合わなかっただけで。 さて、気を取り直して宿泊記いきます! 泊まったのは4月某日です。一人宿泊です。 素敵なのに、素敵なのに!好きなの頼んだルームサービスの夕食はティラミスがめっちゃ美味しかった。パスタは具が無くてしょん

        サンタクロースに寄せて。

          私が私であるためのエスケープ。

          今現在、私は東京に住んでいる。今日は大事な大事なエスケープの日だ。特段用事はないがホテルに泊まる。そこでの過ごし方は様々で、例えばビジネスホテルで温泉を堪能することもあれば、高級ホテルでルームサービスを頼み、夜景をひたすらに眺めるときもある。そして今は、都会の夜景を一望できるホテルのプールサイドでこの文章を書いている。勿論泊まるのは一人でだ。誰にも気兼ねせず、気づかれずひっそりと、私は私であるための時間を確保する。東京はそういうことを許してくれる街だ。だから私は東京のことが好

          私が私であるためのエスケープ。

          マンダリンオリエンタル東京 宿泊記(2021年1月)

          こんばんは。 こんなご時世ですが、この度マンダリンオリエンタル東京にてスパ利用&宿泊をしてきたので記録しようと思います。都内のホテルで籠りたい…という衝動が沸き上がり、どうしようもなくなったので清水の舞台を飛び降りて宿泊しました…かの有名なマンダリンオリエンタル東京に…!(実はアマン東京にするか迷いまくりました、チェックアウト21時のプランがアマンで出ていたので)でも天空のスパでトリートメントを受けたかったのでマンダリンに。 エレベーターに椅子がある… 部屋でひたすらゴ

          マンダリンオリエンタル東京 宿泊記(2021年1月)

          高校時代、中山可穂「白い薔薇の淵まで」を読んだ。

          初めてその本を手にしたのは、高校生の時だったと思う。中学時代から女の子に初恋をして悩んでいた私は、その時期よく本屋や図書館に赴き、セクシュアルマイノリティ関連の本を読んでいた。今では有名になったLGBTという言葉も、そのとき知った。 中山可穂さんを知ったのは、女性同士の恋愛を書いた小説がある、とネット上で見たからだ。え、そういう小説を書いている作家さんがいるんだ!と俄然興味が湧いた。 普段小説をあまり読まずに漫画を読んでいる私が能動的に小説本を買おうとしたのは初めてだった

          高校時代、中山可穂「白い薔薇の淵まで」を読んだ。

          25歳、という年齢になって思うこと。

          25歳社会人、独身、恋人なし。アニメ好きオタクでレズビアン。現在一人暮らしだが、家族仲はいい。でも言えないこともある、例えば私が同性を好きになるということも言えていない。(だが、帰省の際に私の本棚の同性愛関連の本が綺麗に整理されていたため、気づいていて触れていないだけの可能性も捨てきれていない) このまま生きていくためには仕事を辞めることはできないし、結婚する見込みもないのでとぼとぼと日々を歩いてる。 ってか恋人欲しい。彼女欲しい。でも奇跡的に付き合っても、中々続かない。

          25歳、という年齢になって思うこと。