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やっぱり合わなかった

今日、ヘビメタバンドのライブに行ってきた。そう、かれこれ高校生以来かしら。

最近推し始めたアーティストの音楽が、ヘビメタ風味のハードロック(だと思う)なので、今ならもしかしたら新しい扉を開けるのではないか?と思ったんですよ。聴かず嫌いは良くないし。

前座のアマチュアバンドのリズム隊の重低音が、店外にダダ漏れですよ?
まるで、学校の職員室の戸を開けるくらいな気分で、会場の扉開けるのを躊躇しちゃった。
開けた途端、暴力的な音が私を襲ってきたわ。

小さな箱でのライブは何回か見たことはあるけれど、それはロックバンドのアコースティックver.だったり、アコギでの弾き語りでなどで、それはそれは平和的なライブだった。今回のはそれとは対極の音の攻撃。

メインのバンドの演奏が始まった時に、どうしていいか戸惑った。
パフォーマンスはかっこいい。かっこいいんだけど……

絶対的に合わない。

そう、ヘビメタが感覚的に合わない。
今日はっきりそれがわかっただけでも、行った甲斐があった。

ライブが終わって、店から家まで歩いて帰った。
いつもは音楽を聴きながら歩くのに、とにかく耳の回復を優先させた。
音の暴力に晒された耳は、なかなか回復してくれなかった。歳のせいよね……。

合う合わないはあっても、やっぱり音源よりライブはいい。
今回は新しい扉を開くどころか、その扉に鍵をかけて、その上から板で封印してしまった。
まあこんなこともあるさ、ということで。

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