自分と向き合い続けた1年間の就活
初めまして、関西の大学に通っている学部4年生です。
今年の6月に志望していた企業(総合商社)から内定を頂き、就職活動を終了しました。
私は交換留学をしていた経験からも、「将来は世界を舞台にして働きたい」という想いを持ちながら就職活動を始めました。
ここでは、少し長くなりますが、私の1年間の就活体験記を時系列に沿って書いていきたいと思います。
これから就活を進めていく方にとって少しでも参考になれば、そして総合商社の選考を受けようかなと考えている方には、少しでも本選考までの流れのイメージを持って頂けたら嬉しいなと思います。
イメージで初めから業界を絞りすぎない(夏頃)
上にも書いたように、私は将来グローバルに働きたいと考えていたので、就活序盤から何となく、商社であったり海外進出しているメーカー、また旅行業界などに興味を抱いていました。
ですが、学生の自分が持っている知識やイメージだけで最初から受ける業界を決めてしまっては、あらゆる可能性を狭めてしまうのではないかとも感じたので、
夏頃はその時点で興味がなかったり、あまりよく知らない業界の説明会やインターンにも積極的に参加しながら幅広い企業を見るようにしていました。
特にBtoBの企業は、普段の生活の中ではあまり名前を耳にしないため、馴染みがなかったりしますが、仕事内容を聞いてみるとすごく面白そう!と感じられるような新しい出会いも多かったので、
自身の将来の選択肢を増やしていくという意味でも非常に大切な過程だったと感じています。
自分の考えや価値観をアウトプットしまくる(秋〜冬)
夏に様々な業界の説明会やインターンに参加した結果、
「この仕事も面白そう!あの業界も良い!」といったように、自分は結構幅広く興味を持つタイプだったので、選択肢が広がりました。
その分、すぐには志望業界や企業を定めていくことが出来なかったので、
「自分が将来ありたい姿はどういうものか、人生で何を成し遂げたいのか。」
もう一度自己分析を深めようと試みました。
この時期は自分自身でぐるぐると考えていましたが、一周回ってよく分からなくなってしまい、少し迷走してしまっている時期でもありました。。。(笑)
そこで、就活を経験した先輩に相談してみると、
「就活は何よりも自分の考えを人にアウトプットしていくことが大事。自分だけでは気付けなかったことを新たに発見できたりするから、社会人含め色々な人と話してみて。」というアドバイスを頂きました。
それからは、家族や友達など身近な人だけではなく、
先輩に紹介してもらった Inteeを利用して専属メンターさんに面談をしてもらったり、matcherというサービスを使いながら社会人とお話しさせてもらったりする中で、日々壁打ちをしながら自分の考えを整理していきました。
Inteeでは、「自分のありたい将来像」「その将来像を持つきっかけとなった原体験」「それを実現できるフィールド(会社)」などを記入していきますが、
これらを項目別に書いて可視化していくことによって、過去の経験と自分のありたい将来像、そしてそれを実現できる会社(志望企業)が自分の中で一直線につながったように整理されて納得することが出来ました。
総合商社のOBOG訪問(冬〜春)
自分の将来ありたい姿について深く考えた結果、私は総合商社で働きたいという思いが強くなりました。
ここからは総合商社を第一志望の業界としながら就活を進めていきました。
総合商社業界は、会社によって強みとする事業分野は少しづつ違うものの、だいたいの事業内容は同じであり、差別化のポイントは企業風土であると感じたので、OBOG訪問で社員さんのお話を伺いながら社風の違いを理解し、企業比較に努めました。
私はビズリーチキャンパスというサービスや、大学のキャリアセンターのOBOG名簿を活用しながら20名ほどの社員さんにオンラインで訪問させて頂きました。
社員さんの生の声を伺うことは、社風理解にとどまらず、入社後のキャリアパスの理解などにも繋がり、非常に学びになりました。
ES・面接ラッシュ(3月〜4月)
3月の情報解禁以降は、毎日ひたすらESを書く日々でした。
書き終わったESは、大学の先輩や Inteeのメンターさん、大学のキャリアセンターなどに添削をお願いし、自分が納得するだけでなく、他の人が読んでも分かりやすい文章になるように完成させた上で、提出するようにしていました。
3月下旬〜4月になってくると、総合商社以外の業界では面接が始まる企業もあったので、ESに面接に、非常に忙しい日々を過ごしました。
また実際に面接を受けてみると、「この質問に対してはこの答え方でちゃんと伝わっているかな・・・?」というように、不安に感じることもよく出てきました。
このような疑問は、次の面接を受けるまでにすぐに解消しておきたかったので、その都度 InteeのメンターさんにLINEでヘルプを求めさせて頂き、面談を設定して頂きました。
(急なお願いをしてしまった時もありましたが、毎回、数日以内に相談させてもらえる時間を設けて下さったので、切羽詰まっていた時にも非常に助けられていました、、ありがとうございました、、!泣)
Inteeの面談の中でも特に印象的だったのは、メンターさんがポジティブな言葉を私によくかけて下さったことです。
就活をしていると、時には自分に自信を無くしてしまいそうになったり、不安に襲われたりすることもありました。
そんな中、面談の度にメンターさんは私に前向きな言葉をかけて下さったので、精神的なサポートにもなっていて、かなり勇気づけられていました!
総合商社の本選考直前(5月)
商社の面接が始まる前の5月には、商社志望の友達とよくzoomで模擬面接をしていました。
色々な視点から自身の経験や志望動機を深掘りしてもらうことでブラッシュアップが出来たと感じています。
面接慣れをしておくという意味でも非常に有意義な時間でした。
本選考開始(6月)
総合商社の選考は6月1日に一斉に始まり、企業にもよりますが、翌日または早ければ当日中に次の面接が入るといったように、かなりスピード感を持って進んでいきます。
なので、自分にとってどの企業の志望度が高いのかをはっきりさせ、スケジュール管理をすることが非常に大切になってくるかと思います。
選考は上手くいくことばかりではなかったので、精神的にかなりしんどくなってしまうことも、もちろんありました。
しかし、絶対に後悔だけはしたくなかったので、終わった後には「最後の最後までやり切った!」と自信を持って言えるように、気持ちを持ち直しながら選考に挑むようにしていました。
その結果、無事に志望企業から内定を頂くことができ、6月に就職活動を終了しました。
伝えたいこと
私が就職活動を終えた今、これから就活をする方にお伝えしたいことは大きく3点です。
1つ目は、初めは出来るだけ幅広い業界に目を向けてほしいということです。
実際に就活をやってみて、学生の自分が知っている世界は非常に狭かったなと実感しました。
なかなか自分に馴染みのない業界や企業であるほど、説明会などにも参加しようとはならないかと思いますが、是非自身の将来の選択肢を増やすためにも、毛嫌いをせず様々な業界のお話を聞いてみてほしいと思います!
2つ目は、自分の考えや価値観は積極的に人にアウトプットしてほしいということです。
就活の中で自己分析をすることは非常に大切ですが、自分一人で考えているだけでは、どうしても限界が出てきてしまうと思います。
今は本当に色々な就活サービスも普及しているので、使えるものは積極的に活用しながら、色々な人と話して自分の考えをどんどん壁打ちしていってほしいです!
3つ目は、最後の最後までやり抜いて、後悔のない就職活動にしてほしいということです。
選考は運要素の部分もあり、時には良い結果が得られないこともあるかもしれません。でもそれは、決して自分が否定されたわけではなく、ただマッチングが不成立だったということであると考えています。
自信を持って、最後の最後までやり抜いた先には、きっと納得できる結果が得られると思います。是非、後悔のない就職活動にしてもらいたいです!
以上、長くなってしまいましたが、ここまで読んで下さって本当にありがとうございました!上手く文章を書けませんでしたが、何か少しでも参考になるものがあれば嬉しいです☺️
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