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Auditor (審査員)

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審査員の知識や経験を活かしていること
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#Auditor

「より良い」を伝えたい気持ち♪

「気持ち」シリーズ3日目は、審査員の仕事に関して。 これは、下手をすると自分視点になってしまいますが、 できるだけ、相手の立場で「より良い」を目指して…('-')。 ■ 審査で見る「適合性」と「有効性」審査の仕事には、見るべき視点が2つあると言います。 「適合性」。決められた通りやっているかどうか。 「有効性」。目的をどの程度達しているのか…。 「有効性」の方は少し難しいんですが、 実はルールというのは、何かを達成したくて決めています。 その大元の目的は、果たして達せられ

審査員の資格について

今、審査員の登録をしているのは、 「QMS」(品質マネジメントシステム)の、 「Lead Auditor」(主任審査員)というグレードです。 ■ 「品質マネジメントシステム」の審査員?そもそもこの、 「品質マネジメントシステム」 っていうのは何なのか? 一言で言ってしまうと、 「会社で造る製品の品質を維持するための社内の仕組み」 となるでしょうか。 最近では「環境…」の方が聞かれるのかもしれませんが、 どうやったら、会社とか組織が決めた目標通りに、 その中の人たちが行動

審査で気をつけなければいけない発言

審査をしている中で、色々な物事に目が行き、 ちょっとしたことにも気が付くというのは、 良いことだとは思っています('-')。 けれど、この気付いたことを全て口にしてしまっては…、 ましてや報告書にまで纏めてしまっては、 場合によっては、やりすぎですd(--;。 何故これを気にしているかと言うと、 気にせず(?)発言をし、報告書にも書いて行く審査員… というのも、実際のところ、居るからです。 私はもともと、会社で審査を受けるときの、 事務局業としてISOに関わる仕事を始め

“Auditor”として、何をする?

Lead Auditor (主任審査員) というのをやっていまして、 仕事となると、どちらかの企業様に出向いて、 ISOの認証を維持するための「審査」をするのですが…。 審査の仕事でなくても、この資格を活かすことができる…、 審査員として学んだこと、審査で経験したことを糧に、 他の仕事の中でも活かすことができると思っています。 ■ Hearing (=Auditing) / 「聴く」こと 仕事で「現場を見るのが大事」とよく言われます。 文字通り、現場に行って、目で確かめ