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アリーデヴェルチ、パッション。

まだ実感が沸かないまま、この日を迎えてしまい、筆を取って書いてます。

留依蒔世くん。

やはり、どうしても書いておかねば、と思い筆を取ります。

宙組さんの初観劇が遅く、何とかスケジュール合わせられて、色々工面していただけて観れたのが2020年2月15日。
まさかの千秋楽前日。

ここで今のご贔屓様に出逢ってしまって、そこから自粛期間中に転がるように沼に沈み、再会後に星組観たタイミングでSAPA舞台写真が出た際に星組観にきたはずなのに、SAPAの舞台写真しか買ってなかったり、とかあるんですけど。笑
まぁ、それは置いといて。

ハポンで宙組初見の私に「留依蒔世だ、よろしくな!」って感じの名刺を叩きつけてきたのが君でした。
要所要所で出てくる道化トリオ。役としては美味しいところだよね。
まぁ、3人ともクセがあって。
今となっては3人ともいい意味でそのアクの強さが際立つスターさんだったので、適材適所感はあった気はする。
初見は「なんや、このめっちゃ歌うまでアクの強い道化は!!!」
って感じでした。
SAPAの頃に引越しをした関係で配信も観れず、何とか事前に確保していた星組観るだけで結構スケジュールパンパンでSAPAは円盤になるまでお預けになるのでした……涙。

それから、アナスタシア。
今や宙組ではさも当たり前かのようにムラに遠征してますが、ちゃんと行くようになったのはこの時が初。
そして、観た翌日にまどかちゃんの専科異動が発表されるなんて当時は夢にも思わず…。。
あの悪友ズは面白かったなーー。。
「姉ちゃん、踊ろうや」とウザ絡みして返り討ちに遭う。
なかなか面白い役どころでしたね。

退団公演のヅカローもそうですけど、トップスターと先代トップ娘役に返り討ちに遭ってるのはかなり美味しいですね。笑

夢千鳥。
夢千鳥組に関しては数日で打ち切りに遭ってしまった、というもうあまりにも悲しくて
あの時と同じ轍は踏んでほしくない、と切に願ってはいるんですけど、あれ以降も同じような状況が何回か続いてるのがほんとにキツいですね……
夢千鳥は恩地君としてそら君を支えるし、芝居もビシッと締まるところで締められるのも本当に良かったな、と。

ホムシュ。
この公演は本当に楽しすぎたんですけど。
公演中に発表された、そら君の組替えのこともあってか、思い出作りを同期だけじゃなくて近い学年も含めて作ってたような、そんな印象。
個人的に好きだったのはプロローグの「鎖の一環」が始まる前のガヤ芝居が面白くて、途中から目が離せなくなって、そこばっかり見てたりとか。笑
マカロン伯爵が王妃様にタジタジになってるのも面白かったですね。

やはり、外せないのは「プロミセス、プロミセス」
コメディだけど、シニカルさも含んでて、ビターさもある作品というが本当に良かったですね。それを自分のご贔屓様が主演された、という事実も含めて…ね。

あれは今だから言うけど、振り分け見た時に個人的に大勝利を確信してました。笑
出演者の半数が宙組の関西出身者で、これだけ固められた作品もそうないだろうし、面白くならないハズがないだろう、と。
その読みは見事に的中。めっちゃ面白かったですね。
愛海ひかるちゃんが休演になって、彼女の代役をやる、ってなった時は驚いたけど、作品を見て納得しましたね。
「あの代役は留依蒔世だからできて、他の人には出来ない」と。
著作権の関係で映像が残らないのが残念ですが、機会があれば外部とかで観ていただければ。
でも、いくら面白くても、笑うことが憚られる昨今、あんなに人目を気にせずに笑った作品に出逢えたのも大きかった。
カール兄さんとチャック君の丁々発止の応酬、ほんと面白かったし、芹香さんのアドリブに負けて笑ってしまった回もあったけど、そこに上手く乗れる強さがありましたね。
何せ、あれは留依蒔世の真骨頂だろう、と思ってるので。

そして、退団というカードをご自身の中で切られたNever Say Goodbye 
もうこれに関しては、ムラがあのような状況やったので、東京含めて観られただけでレア、と思っている。
初演の和音さんが何かでラ・パッショナリアはキーが出しにくく大変だった、みたいなのを幕が上がる前に読んだ記憶があって。
元々男役で、地声もそこまで高くないからこそあのラ・パッショナリアはハマった気はする。
でも、No Pasaranの「女だから腕の力弱いけど」はツッコミ要素満載ではあったけど、男前な美女でしたよね。
前述のプロミセスのマージはクセが強さが前面に出てたけど、民衆を引っ張る女性。
公演中にちょこちょこ更新してた予備知識レベルで突っ込んでおこうか、と思って書いたnoteでもラ・パッショナリアには言及してたけど。
まぁ、本編がしんどすぎたので、フィナーレ目当てで行ってたと言っても過言じゃない。

そして、ヅカロー/カプリチョーザ。
リンさんの初登場場面を観た時に、「これぞ、留依蒔世!」というのを見た感じがあった。
ヒール役だし、そこまで出番は多くないにせよ、「ちょっとニクめない感じの悪役」って感じ。

でもねぇ、苦邪組七姉妹が持ってる武器より武器がショb……(笑)

でも、それがいい。

カプリチョーザは……拗らせすぎました。笑
それはTwitter観てたら一目瞭然ですが。。

まずナポリでりずちゃんと組んでる時点でもう胸熱なんですよ……
「同期ーー!!」ってなったし、息をつく暇もなく場面は進んでいくし、画家ソングの巻き舌具合と上手すぎて笑っちゃって。

中詰のピックアップもカッコよかったな。
ムラの天井も東宝の天井も打ち抜く勢いのエトワール。
今日が本当に最後のエトワール。
最後まで轟きますように。

これからのご多幸とご活躍と再会を願って。
決して言いはしない、サヨナラは
NEVER SAY GOODBYE

 Twitterで結構呟いてたのでだいぶバレてますけど、留依蒔世さん、大好きです。

宙組が誇る、パッションに出逢えたことに

最大級の感謝を。


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