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『この恋を星には願わない』【第14話②】感想

「この恋を星には願わない」第14話②が更新されました〜!続きが読めて嬉しい。嬉しいんだけれども、過去最高レベルで苦しい回だったね……!!
14話は①②と修羅場回でした。続きがさらに楽しみになりつつ、一言感想です。


「この恋を星には願わない」第14話①おさらい

和気あいあいとしていた合宿エピソード、お酒でふらふらになった冬葵を巡り、妃咲さんvs瑛莉ちゃん勃発。一気に修羅場モードと化します。

瑛莉ちゃんの「私が連れてく」に対して、妃咲さんのこの挑発的な「いいよ、お構いなく。"私の彼女"なんで」発言が生まれたわけですが……!!

14話②、冬葵を妃咲さんが、瑛莉ちゃんを京ちゃんが連れて行った後のお話です。

「この恋を星には願わない」第14話②感想(ネタバレあり)

いやーーーー、、1ページ目から苦しい…。
京ちゃん、瑛莉ちゃんに酔っていてほしかった。わかってはいても、しらふであんなこと聞きたくなかった。
14話②の京ちゃんはほんとつらそうな表情が多くて感情移入しちゃったよ…。

ここつらかったね。

付き合っていたとしても、冬葵が瑛莉にとっての一番であることを京はわかってくれてると思ってた瑛莉ちゃん。
付き合っているんだから、瑛莉の一番になりたいことをそりゃわかってくれよと思っている京ちゃん。

「俺はお前のなんなんだよ」

そりゃそうだよね。そう思うよね。
瑛莉ちゃんにとっての一番は冬葵。それはわかってると口では言っても、好きな人相手にそんなことわかりたくないよね。

それからここ。

「冬葵が一番好きよ。もちろんそういう意味ではないけど」

瑛莉ちゃん、ここまでハッキリと「もちろんそういう意味じゃない」と言ったのはちょっと驚いた。
瑛莉ちゃんにとって、恋愛は別れが訪れるもの、決して最上位の存在ではないもの、なんだろうね。
恋愛だのなんだのの枠にはめられない、他の誰にも代えられない絶対的で永遠の存在が冬葵で、冬葵にも同じように思っていてほしい、恋人ができようと冬葵にとっての絶対的な一番は自分であってほしい、そして"その価値観での両想い"でい続けることを京ちゃんにも受け入れてほしいと思ってる。
でも冬葵も京ちゃんも瑛莉ちゃんに求めるものがそもそも恋愛だから、全員がどこまでも平行線で苦しい。

瑛莉ちゃんは過去に恋人は複数いるけど、もしかしたら恋愛的な意味で誰かを好きになったことがないのかもしれないね。この作品だけじゃなく一般社会での恋愛的価値観の中では、ある種マイノリティなのかも。

あと思ったのが、この展開、結果的に妃咲さんが仕向けたようにも感じる。

冬葵が妃咲さんと付き合ったのは、瑛莉ちゃんが京ちゃんと付き合ったことによる喪失感と痛みをなんとかするためで。
14話のこのつらい状況は、冬葵にとっては長い目で見れば望んでいる結果なのかもしれない。

(いやいやでも、もしこのまま瑛莉ちゃんと京ちゃんが別れたら、冬葵は妃咲さんと一緒にいる意味はなくなるという話??それはいやですーーーー!!(ふゆさき推し))

次回の更新は7/19!

次回、15話は7/19公開だそうです。早いね。嬉しいね。
京ちゃんと瑛莉ちゃん、京ちゃんと京ちゃんのことが好きな後輩ちゃん、冬葵と妃咲さん、みんなどうなっちゃうのか…!?

それにしても14話公開後に紫のあ先生が投稿してくれた妃咲さんと冬葵にめちゃくちゃ癒されました。

最後の妃咲さん、寝てる子に対するその髪の撫で方は、そっと触れるさまは、好きな子に対するそれでは…!?!?
寝顔をちゃっかり写真パシャリする妃咲子さん、好きなわんちゃんと好きな女の子に対するそれでは…!?!?

今回もありがとうございましたごちそうさまでした。




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