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ミニミニハッピーアワーという提案

耐えて耐えて耐えて爆ぜる」みたいなとこあるじゃないですか、ジャパニーズカルチャー。

どうもこんにちは。ジャパニーズピーポーです。

これから若干、アルコール飲料の話をします。

何かから逃げるためにアルコールを飲んでいる状態になっており、お酒を味わうことができない方や、未成年の方は、どうぞここでこの記事を読むのをやめて、おいしいチーズパンとトマトジュースの写真だけご覧ください。

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以上、おいしいチーズパンとトマトジュースの写真でした。

じゃ、お酒の話に入ります。

お酒。

お酒ね。

なんかお酒って「金曜日の夜に飲むもの」だと思ってたんですよ。

耐えて耐えて耐えて耐えてバーン!みたいな。

そもそも労働とは耐えるものである、みたいな。

それはそれで飲み方の一つとして、健康を害さない程度ならばアリだと思うんですけど、それをやり続けているとこう、いつか、堪忍袋がのびのびになるじゃないですか。あと、普通に肝臓にも悪い。

そんなふうに思っていたところ、毎晩ハッピーアワーをやるおばあさんに会ったんですよね。

このエッセイに書いた、「ジャンプインのグランマ」なんですけど。

一日の終わり、日が落ちる頃に、ほんのグラスいっぱい分くらいだけ、歳を重ねてから結婚した夫やら、近所の親戚やら、わたしみたいな旅行者やら、そういう人と、酔っ払わない程度に飲む。誰もいないときは猫と飲む。猫も来ない時は夕日と飲む。お酒って血行が良くなるので、ちょっとじんわり疲れが流れるなー、くらいだけ飲む。

めっちゃ大人やんけ、って思ったんですよね。

それを最近、わたしもやっています。

「あ、日が落ちるな」って気づいた頃に。

ちょっとなんか滞ってるというか、一日分の疲れがたまってるな、って自分がいたら、飲みたいな〜と思ったら飲む。ほんのちょっとだけ飲む。

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おちょこ一杯分くらいの赤ワインと、チーズ、ナッツ、ドライフルーツ。

それか、日本酒と、チータラ、鮭フレーク、藻塩、味噌、おしんこ……とか。

出すだけなので、料理しないので、準備から飲み終わるまで10分ちょっとくらいです。この10分で、そのあと全然気分が違う。

「今日は忙しいから晩酌諦めなきゃな〜」

「この仕事が仕上がるまでは我慢だよな〜」

とかみたいにやるより、ちょこちょこ一息いれといたほうが全然いい感じに続けられる。

「耐えて耐えて耐えて爆ぜる」みたいなカタルシスもそれはそれで気持ちいいもんだと思うんですが、ちょこちょこ小出しにやっとこうっていうのが最近の方針です。男装史の本を書いていて(ちょっといま取材が止まっちゃってるのでまだ出せてない)、高場乱っていう学者さんが一日五食に小分けして食べていたって話を知ったのもあって、こんな試みをしております。

そんなわけで、溜めない、耐えない、って話でした。

ここから下は、マガジン購読者さん限定の、おつまみの中身&それを買った店と、おまけの涼しい写真です。

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