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TAKEO PAPER 見本帖でワークショップ

昨年、デザイナーの友人から沢山のTAKEO PAPERの見本帖を譲り受けた。新しい見本帖に入れ替えるにあたり、古いものが不要になったとのこと。
「ゆりこちゃんなら、何かしらワークショップに使えるんじゃないかと思って」と、大きな箱ごといただいた紙見本は、それはそれは豪華な紙のオンパレード。

使っても使いきれないくらいに大量にいただいたので、こちらとしても惜しみなく小学生たちに使わせられるなぁとウキウキ。
多種多様な紙たち。日本古来の色の紙となるとネーミングも独特で例えば「これ何て読むの?」と聞かれた紙色は「白鼠(しろねず)」。
制作を通して、日本文化にも触れられて・・・それだけでも十分に素敵です。

「これを使って何か作れるかなぁ」と提案し、みんなでしばらく眺めて観察して…ある子が「栞になるかも!」と。見本帖に最初から空いていた穴を活用。
パンダやクマなどの動物や、海の生き物、花モチーフを切り紙で表現した栞を一通り作った後、
道具箱から一穴パンチを見つけたある子が、ひたすらに穴を開け始め、それがどんどん広がって、最後には穴あけワークショップみたいになった。
その産物が、この斬新な栞。
もはや、本を読みながら、ポロポロと丸い紙がこぼれ落ちてきそうな愛おしい栞。

ちなみに、穴の空いたこちらの紙の方↓は、またコラージュの材料になるからね!と私が回収。
材料と道具さえあれば、子どもたちと永遠に何か作っていられます。