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#67 バンドルダイ エコプリント やり方 ◎

こんにちわ! きくちゆりです!



思えば、去年の夏至の日に、バンドルダイのはじめての実験をやったのですよね。


初めての実験で、染めの知識もな〜んにもなかった。
バンドルダイやエコプリントのやり方は日本語では全然情報なかったし、手探りでやってみた。
写真だけは一丁前!!w
ガムランやムビラの音源を爆音にして。w
いかにも夏至の日の儀式かのようで、最高に気分の良い1日だったのを覚えている。

そして、全然染まらなかった!!w



どうして、あんなに染めれなかったのかな?
と思うほど、今はコツが掴めてきたり、知識も少しは増えてきた。
まだまだ知らない事、経験した事がない事ばかりの染めの世界なので、これからも学んでいきたい。
草花の色。。。知りたい知りたい♡


1年記念で、染め動画でもアップしようかなとか考えていたのですが、
そこまでは至れなかったので、
こちらで、私のやり方ですが、基本的な手順を紹介させて頂きます♪


エコプリント、バンドルダイ、どうやるの??
という方の参考になればよいです♪


用意するもの

✔︎天然繊維の布 (綿 麻 シルク ウール など)
✔︎ミョウバン(媒染剤、色の定着のために使います)
✔︎蒸し器←料理用とは別にしようね
✔︎ボウル←料理用とは別にしようね
✔︎紐
✔︎お花 (バラ、ユーカリ、マリーゴールド。。。など)
✔︎中性洗剤、ソーダ灰


手順

①精錬(布を洗う)

②媒染 ばいせん(染料の色が定着しやすくように下準備)   染めをする前の日に準備します

③染める
布の上に植物を並べ、グルグル巻きにする

④蒸す

⑤洗う

⑥干して完成☆


①精錬
お湯で洗います。
火にかけながら、布を泳がすようにします。

中性洗剤を少し入れて
だいたい60度〜80度くらいのお湯で1時間

植物繊維なら、ソーダ灰も入れる。
そして、もう少し温度高くても大丈夫です。


②媒染
布に染料が定着しやすいように、アルミ、鉄、銅などの液体に漬けます。
それぞれの金属により色の発色が異なります。

今回は、手に入りやすいミョウバンを入れます。
ミョウバンはアルミ同様の発色になります。

乾いた状態の布の重さの10%ほどの重さのミョウバンを、熱めのお湯に溶かして、布を漬け込みます。 一晩くらい漬けておきます。


③染める
ミョウバンに漬けた布を取り出し、
かたく絞ります。
布を広げて草花を並べます。
バラ、ユーカリ、マリーゴールド、ハイビスカス  など、色の出るお花や葉は沢山あるので、色々試してみてくださいね♡


くるくるとキツめに布を絵巻物のように巻きます。
更にハムのように紐でグルグル巻きにして、固く縛ります。
↓写真よりももっとグルグル巻くと良いかもです



④蒸す
蒸し器をセットします。
蒸せたらokなので、蒸し器がなくても、ザルなどで代用しても良いかと思います。
お湯が沸騰したら、
グルグル巻きにした布を入れ、1時間〜2時間蒸します。
途中、15分おきに、布の上下をひっくり返して、蒸しムラのないようにします。

⑤洗う
蒸したら、ある程度冷まし、
布を開きます♡←1番ワクワクするところ
草花を取り除き、水洗いをします。

⑥乾かす
陰干しで乾かします。
乾いたらアイロンをかけて、出来上がり♡


↑↑キバナコスモス、ハイビスカス  、ユーカリ、バラ、ログウッド、茜 使用


こーんな感じです♡
これは、基本的なやり方なので、これにアレンジを加えたり、人によりやり方も少しずつ違います。

染め上がった布は、草花同様、生き物のようにお取り扱いくださいね♪
中性洗剤使用。
日の当たる場所での保管は退色を早めますので、なるべく影で保管してあげてください。


上手く説明書けているかな?
どなたかの参考になれば、幸いです♡

本日も、お読みくださりありがとうございます!

dye!dye!


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きくちゆり

profile

刺繍や革でモノヅクリをしていますが、
2020年より、染め(草木染め&バンドルダイ) にハマり、日々実験してます。
合わせてアンダーウェア作りにも挑戦中。

染めとアンダーウェア作りを、
こちらのnoteに記録しております。

自然豊かな高知県在住。
京都生まれ、兵庫県西宮市育ち。



FB
www.facebook.com/haibi.haibi

IGやってます
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普段のモノヅクリも活動中です

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