山の家の周りを夕方
ゆっくりゆっくり歩いてみました。
日が沈むと、途端に涼しい
山風が吹きます、
心穏やかになる場所です。
懐かしい甘い香りがしていました。
つる草で、フジのような花から
この香りが漂っていました。
忘れてしまっている記憶も
香りがリンクして、断片を
思い出しました。
私が小学生の頃、妹も幼くて
父も母も若くて、そんな時代に
家族で出かけた記憶、その時
この香りがしていました。
それは山だったのか、森だっのか
皆が笑っていて、とても
穏やかで楽しかった記憶
父がススキで飛行機を作っていました。
夏草の記憶はいい記憶ばかりです。
ツルでとって、
花瓶にいけたかったけれど
花しか取れませんでした。
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