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バラを育てていた赤木俊夫さんが自殺に追いこまれた時の気持ち

森友事件の公文書改ざんの件で、自殺された赤木俊夫さんの妻が、本名を名乗り安倍昭恵夫人に手紙を書かれました。「真相が知りたい」「再調査してほしい」と。
とても、勇気のある行動でこの声を無視してはいけないと思います。
今日発売の「文春5月7日・14日GW特大号」と、大阪日日新聞の、相澤冬樹記者の記事を、私は近所の公園で読みました。私も彼女と同じように明るい光や色を感じながら読みたかったので。

赤木さんとバラ1

事件の今までの経緯は、時系列で文春に書かれています。偶然ではかたずけられない「何があって、直後にどういう事が行われたか」がまとめられて、よくわかります。


私が「なるほど」と思ったのは赤木俊夫さんが「バラを丹精込めて育てていた」という奥さまのお話。
園芸好きには説明するまでもありませんが、バラは、手入れが大変な植物です。特に虫と病気に弱い。そして、花が咲いていない時期にも手入れをしないとうまく育たない。一番有名なのが「ウドンコ病」で、ポツンと葉に白い粉のような物が出始めると、あっという間に広がってしまう。だから、葉っぱや花の茎を見て、白い点を見つけるとマメに除去するか消毒しないといけない。
赤木俊夫さんは、職務中は、書類のミスやおかしな所を几帳面に調べてチェックされていたのでは?と思いました。

赤木さんとバラ2


単に私の想像ですが、彼は自分が「改ざん」をさせられた時、自分の体の中の「ウドンコ病」がどんどん体の中に広がっていくような感じを覚えたのではないでしょうか。
バラを育てるのが好きな人はとても、几帳面で真面目だと思います。そうやって「悪い物」が、凄い勢いで広がっていく事。早めに除去しないと枯れてしまうこと。そして他の木にも広がってしまう事を知っています。
ウドンコ病は、空気感染するそうです。だからバラ園で、病気になった木は切られてしまう。


赤木さんは、そんな恐怖を感じておられたのでは?と思います。
きょう、私も公園にさくバラの花をみて、実名で告発された奥様の勇気に改めて共感しました。

赤木さんの奥様が、立ち上げらられた署名活動は↓こちらから。
現在32万人の方が賛同されています。みなさんもぜひ!


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