この男は人生最大の過ちです第8話

今回は、割とシリアスなお話でした。天城社長の気持ち悪さは安定してましたが・・・。

さてさて、今回も感想にいってみよー!

天城社長の屈折具合が、頭がいいだけに怖い。

なぜ褒められることが嫌いなのか?ということに対して、過去の薬害訴訟のことを天城社長が唯ちゃんに話しました。

優秀すぎる天城社長は、どんな時も褒められてしまう。ある時、新しく作った新薬について、魔が差して、副作用を強めたデータを作成した。そして、新薬の審査会に出すデータの差出しを別の人にお願いしたら、新薬データ(正しいもの)、新薬データ(副作用強めたもの)の2つあるうちの、データの保存日時が新しいもの(副作用を強めたもの)を提出してた。そして、その新薬が承認され、たまたまライバル会社の重役の家族に副作用が出てしまった。ここまできたら、普通、怒られるというかそういう次元じゃなくて、社会的地位とかも失うことになるはずなのに、天城社長は、怒られず、天城社長の父親が権力でこのことをもみ消してしまった。そして、三島さんや藍田さんも天城社長に対して、怒りもしなかった。

私は、褒められることが少なくどちらかというと怒られて育ったので、一ミリも気持ちに共感は出来ないけれど、「何をやっても怒られない。」っていうのは気持ちが悪いしこの状況が異様だったのはわかる。

だから、「そりゃ、色んな意味で性格が狂うし屈折するわ」っていう感想しか出なかった。あと、天城社長のお父さんとか周りの人達が気持ち悪くなった。

唯ちゃんに天城社長が惹かれたのもわかる。なげなら、唯ちゃんは、所謂、普通の感覚を持っているから。その感覚で、何にもないと人としての自分をみてくれる、それは嬉しいよなぁと。

少し話がズレますが、この異様な光景を見てると、二世議員とか、親が社会的地位が高いお家とかでもこういうことが日々繰り広げられているのかなぁとも思ってしまい、なんとなく「うぇっ」ってなりました。

唯ちゃんも天城社長の背負っているものに対して、何も言えなかったと思っているということを少し気にしているように見えました。唯ちゃんが天城社長を意識しているようにも感じますが、天城社長の思いを唯ちゃんが受け入れる日はくるのかな?どうなるのでしょうか?


最後に

残業中の唯ちゃんへの差し入れが桁違いすぎて、ビビる。あれ、ちゃんと片付けて帰ったのかなぁ。気になるわ。

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