ハイヒールの脚長視覚効果は絶大だけど、実は短足養成ギプス説

水曜日はヨガの日、3回目！ともなると、自分の身体のどこが固いのか、左右の筋肉の違い等々、色々なことをじっくり感じることが少しできたような気がします。先生やベテランの生徒さんに比べれば、まだまだだけど。そんなわたしの身体からの閃きを少し。

太もも後ろ内側が死ぬほど固い

結論からばっさり、原因はハイヒールだと思います。わたし、15歳からヒール大好き、脚長効果ですもん。そして、おうちでもヒールスリッパを履いているんですね。それは重心の為。女性は家事仕事のとき前屈みでしょ。前屈み、猫背は骨盤が後傾し外重心になりやすい。すると下半身太り、骨盤が開いてO脚になったり、膝外側が太くなるんです。しかも、主婦の家事なんてルーティン、考え事しながらこなせちゃうベテランで妙齢の皆さん、それぞれにそれぞれな無意識の癖がたくさんあるんですよ。余談ですが、以前お客様よりお顔の原因不明なシワのご相談を受けて。わたし、わりと身体の癖をみつけるのが得意なので、「口を尖らせていませんか？」とお尋ねしても、「いや、絶対にしていないと思います！」なーんて、こんなやり取りを数回したある日のご来店時、「………ゆりこさん、実はお茶碗を洗っているとき、めちゃくちゃ(口を)尖らしてました…」なんていうことがあって。足どころか顔にも癖が出ちゃうぐらい、ルーティンワーク時は無防備なんです。その予防のはずのヒール＆ヒールスリッパがまたまた違う癖をマイボディに刻んでいただなんて。

セルフエステの限界

わたしのサロンケアはエステティシャンという仕事柄、8割セルフなんです。8割、背中と自分の両手で届かない部位以外。今現在、気になるお悩みはないですし、やるとしても新機種の練習台として。なので、どうしてもどうしても肩甲骨と両足背面が気になるとき、嫌がる娘にごくごくたまにお願いする程度。今回の太もも後ろ内側はとっても盲点でした。仮にエステをするとしたら、まず打つ伏せになって、おパンツなまま足を開かないといけないでしょ。その内側でマシンのヘッド (伊予柑サイズ) が稼働できる開きって、ねー？ (笑) 吸引の加減や電気のレベル、違和感の確認ぐらいじゃ足は開きませんから。ヒールによる癖は他にもあるんでしょうけど、今回の色々な色々の積み重ね、見事に磨き残しのように1本だけ固い筋肉の出来上がりだったみたい。この内測広筋ヤローが本日の美しいヨガポーズ、開脚も前屈も邪魔していることに気付いたわけです。

こっそりお手入れ

そうとわかれば、やるしかない。ヨガからの帰宅後、子供たち不在の中、こっそりパンイチアグラで筋膜ケアです。残念だけど、このポーズじゃないとアプローチできないんですもん。で、一人叫びました。大声で叫びました。もうもうもうもう、今までのセルフエステの中で一番痛い！筋膜ケア、レベルが1から6までございまして、他の部位はいつも6だったの。鈍感になってしまうぐらい凝り固まった無反応な状態と程よくほぐれ反応がよい状態が6。凝り固まり過ぎて鈍感になる手前の状態が1~2にセット。激痛過ぎてトリートメントできないから。で、わたしの内測広筋、6は無理、5は無理、4も無理。はじめてレベル1で悶絶しながらやりきりました。

結果

ヨガのレッスン時、前屈しても指先を床につけられないほど固いわたしでしたが。なんと、筋膜ケア後すぐさま指を全て床に押し付けられるように。コングラッチュレーション！ヨガと筋膜ケアの可能性が広がりました。こんな風にどの筋肉が固いのか、そしてどのマシンでケアをすると結果に繋がるのか、経験と実績、エステの腕前って本当に大切なこと。いくら高額なマシンを用いても、お肉を見る目がなかったら良い結果に繋がりませんから。わたし最高、自画自賛中。幽体離脱できたら、自分の身体にボディフルコースをしてあげるのが夢 (笑)

最後にまとめ

ハイヒールを履くと足が短くなっていくというより、足のストレッチをしておかないと短足まっしぐらかも。今回、ハイヒール短足養成ギプス説にたどり着いた3つのことを書いておこうと思います。まず、ひとつめ。筋肉は負担がかけるとその負荷に耐えようと筋繊維が短く太く、いわゆる筋収縮をするそう。そして、骨は簡単に折れたりしないようにある程度しなる。これがO脚の原因。ふたつめ。O脚や鎖骨は筋膜ケアで改善されます。骨がしなっていた証拠。他の箇所でも何かしらのしなり起きているはず。みっつめ。ハイヒールを履いているときの関節の角度。踵を上げた状態＝足を縮めた状態なので筋肉が短い状態で固まりそう。おまけ。自分の太ももはこんなに短くなかったよね？という感覚… (笑) 今以上に短足になりたくない方、常日頃ハイヒールを常用されている方、足を酷使した後には必ずストレッチ・筋膜ケアをオススメしたいです。