いつかの誰かへ、旅のバトンを
2022年9月13日〜10月7日の約1ヶ月間、念願の、本当に念願の!ヨーロッパ一人旅をしてきました。
旅に出るまでの様々な思いは前のnoteに譲るとして。
この旅行記の執筆を続ける前に、まずは今回の旅の期間とルートを先に記しておこうと思います。
今回の旅のルートはこんな感じ。
このルートを決めるのが本当に難しかった。
行きたい国が多すぎる上に、どこも行こうと思えば行けてしまう。ヨーロッパすごい。私が今回持てる時間は約1ヶ月。そこで「ヨーロッパ周遊 ルート 1ヶ月」で検索して、色々な人のブログなどを参考にしながらルートを考えました。
ちなみに私が行きたい場所と結構被っているな、と思ったのがこの方(トマコさん)のブログ。10年前の記事だし匿名だしで、素性はまったく分からないのですが、勝手に親近感を覚えています。旅の途中で、あ、ここトマコさんも行ってたところだ、とか思ったりしました。笑
そして旅にも順番があるな、と。トマコさんから私、そして誰かは分からないけれど次のあなたへ。そんな風に繋がったら嬉しいな、と思ったりもして。
まず、行きと帰りのフライトだけは先に決めておかないと!航空券は直前だと料金が跳ね上がる上に、私は今回諸事情あって、チケットを取るのがすでに出発予定日の2週間前!焦る焦る。
行きはローマのフィウミチーノ国際空港へ。これはすぐに決まりました。イタリアは絶対に行きたい国だったから。帰りは散々悩んだ挙句、バルセロナから帰国することに。どちらもエティハド航空でチケットを取り、アブダビでトランジットをしました。
初めてのヨーロッパだったから、不安すぎてイタリアの宿だけは日本にいる間に決めてしまうことに。イタリアで絶対に行きたい場所はローマ、フィレンツェ、ヴェネチアだったから、イタリア一週間ツアーの日程を参考にしたりしながら、これだけあれば、だいたい見たいものは見れる…かな、という日程で宿をとりました。
後は旅しながら決めよう、と。もともと先の予定を立てるのがあまり好きではなくて。出来れば旅は、気の向くまま行きたい。まぁ今回は行きたい場所が多すぎるのでそこまでの余裕はなく、前半はだいたい決めてはいたのだけど、後半のポルトガルは行く前は諦めていた国でした。逆に行ってから諦めた国はドイツのベルリン。ベルリンにはドイツ人と結婚した大学の友人と、たまたま仕事で滞在していた友達がいて、現地で二人と会おうと計画していました。ところが大学の友人はすれ違いで帰国していて会えず、もう一人の友人も帰国直前で、スケジュール的に厳しいことが判明。ならばチェコやスペインの滞在を伸ばそう、という判断でした。(その分ポルトガルに行けたとも言える)。
そういえば、最初は1ヶ月で8カ国は行きたい!と欲張っていましたが、友人に「それ出来るの25歳まででしょ〜」と冷静なツッコミを入れられ(本当にそうだったわ、ありがとう笑) うぅ、確かに・・・と。もう36歳なのでね、20代の頃とは本当に体力が違うのよ(泣)出来るなら一つの都市を拠点にして、滞在型の旅にしたい、などと妄想したりもしましたが、うん、今回はそういう旅じゃない。私の長年の空白地帯だったヨーロッパ。ここに行かずには死ねない、とずっと思ってきた場所たち。そういうところをガシガシ歩く!そして移動が多いからバックパッカーとして行くぞ!と腹を括りました。
ちなみに私が今まで行ったことのある国はこちら。「itta」というアプリを使ってみました。デンマークだけは10年前に訪れていましたが、あそこは北欧カテゴリーということで、ヨーロッパは初!
こうしてみると世界の10%も訪れていない。スタンプラリーのように行った国が多ければ良いという訳ではないと思うけれど、やっぱりもっと世界を歩きたいなと思います。
旅の持ちもので役にたったな〜と思ったものは以下。
1、2口のポケット充電器
これはマストアイテムでした。毎日夕方にはスマホもカメラも充電が尽きかけていたので、2口の充電器にして大正解!
2、ウルトラライトダウン
イタリアはノースリーブで完全にバカンス状態だったけど、お隣の国オーストリアに入ったら寒い!オーストリア&チェコは9月でも毎日ウルトラライトダウンを羽織るくらい寒かったです。
3、簡易お味噌汁
ヨーロッパ旅で辛いのは食事。どこの国も美味しいのだけど、どうしても野菜不足になるし日本食が恋しくなる。お味噌汁を飲むだけでかなり回復するのを感じました。
4、首からかけられるスマホケース
ひったくり&スリ防止のつもりだったけれど、とにかく道を調べたりチケットのQRコードを出したりとスマホの出番が多いから、首から下げておけるのは安心かつ便利でした。
5、カメラとズームレンズ!!
これに関しては改めてnoteを書こうと思います。とりあえずTamron 17-70mmは神レンズでした…。
ちなみにヨーロッパはものすごくカード社会でした。バルセロナの市バスは、なんとカード払いのみで現金は受付ないというものまで。端末に差し込むのではなく、ピッとカードを当てるだけのところがほとんどでした。なのでカードは2枚以上は持っていったほうが良さそうです。
あと、ご時世的なものも少し。基本的に外ではほぼ誰もマスクは付けておらず、バスなどの公共交通機関に乗る時だけサッと取り出して付ける、という風でした。唯一チェコだけは完全にノーマスクで、なんと病院でも付けなくて良いそうです。スペインのバスが1番厳しくて、マスクをしていないと乗車が出来ないようでした。他のイタリア、オーストリア、ポルトガルは付けていない人もチラホラ。でも基本的にはみんなマスクを携帯はしている様子でした。空港でも一度も何かを聞かれることはなく、帰国後に成田空港でmysosというアプリを入力したくらい。
長くなってしまったのでこの辺で。また次回から旅行記の続きを書いていきます!ちなみにInstagramに旅用のアカウントを作ってみました。たくさん写真を撮ったし、せっかくなのでこちらのnoteと連動させようかな、と。
本業のガラス系のこと(今回見たステンドグラスやチェコのガラス村のことなど)は、今までと同じアカウントで書きます。よろしければ☺︎
ではでは、ここまで読んでくださりありがとうございました!
記事を読んでいただいてありがとうございます。いただいたサポートは、次のだれかの元へ、気持ちよく循環させていけたらと思っています。