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ベルリンの自然 探訪録

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ドイツの首都にしてドイツ1カオスな街と言われるベルリン。街の中に広大で質素な公園が広がったり、少し郊外に出ると森と湖が広がる。 夏は力強く、冬は静かに佇む、どこか質素で無骨な自然…
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#エッセイ

年越しドイツベルリンからドレスデン 岩山の森ザクセンスイスへ1人旅 地獄の年明け

こんにちは、2024年そうそう、落ち葉と土にまみれた斜面にて泥まみれになってきました、ドイツベルリン在住アーティストYurikaの地球生活ピーポーです。 ドイツの年越しの瞬間はみんな路上や家のベランダから花火を上げまくり爆発音と火の粉が街が覆う、そんな刺激的な光景も一度経験すれば満足で、年越しはベルリンの街を離れ自然を体感すると決めている。 夏の誕生日も自然に行くと決めている。 クリスマスは街を走ると決めている。 ベルリンに来て変なルールが増えたなぁ、と思うものの自分がそ

ドイツの森で全裸に挑戦、全裸と全着衣の狭間での揺らぎそして扉の破壊

モヤモヤを打ち消すために森の中の湖に全裸で飛び込み泳ぐ、それってすごく素敵じゃないか?と思いついた。 8月が始まったばかりのベルリン。 太陽が出ている間は暑さを感じるものの、すでに風はひんやりしている、街中のあちこちに生える木々の葉も少しずつ落ち始め秋を感じ始める。 いくら土下座しても夏は過ぎてあの暗い冬が来る、土下座して夏が長引くものなら額を凹ますくらいには懇願したいところだが、自然の摂理はなんとも無常だ。 最近はお気に入りの森が枯れる前によく散歩をしに行っている。

ベルリンの街と森で過ごす誕生日

31歳の誕生日を7月16日(ナナイロ)に迎えた。ジェンダーフリーについて考える事が多い私が、七色、レインボーカラーの日生まれなのはなかなか体を張ったボケである。 そんな自分が誕生日に体を張ったボケをするのは割と必然で、朝の思いつきで森と湖におんぼろチャリで向かう事にした。夜には1年ぶりのバーに飲みに行く予定があった為、森と街の欲張りパックで1日を彩る試みだ。 西南に位置するWannsee(バーンゼー)、27kmの距離を、タイヤの潰れかけたチャリで向かい、途中の森を楽しみ、