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ChatGPTと研究の相性は良い???

ぼんじゅーる。いかがお過ごしでしょうか?

先日、大学の先生方とお話していると、話題が卒業論文に。
私が学部生だった数年前は、大仰な体裁に製本したものを提出しましたが、なんと今は完全オンライン提出なんだとか。

私の在籍校では、指定されたネットのページ上にpdfの形式で提出でき、しかも何度も修正した上で提出し直すことも簡単にできるらしい・・・
コロナ禍での苦肉の策として導入し定着したとのことなので、案外、負の側面ばかりではなかったのかもしれませんね。

時代に合わせたオンライン化はとても喜ばしいことですが、一方で教師陣の頭痛の種となっているのがChatGPTの存在・・・
一部の学生は、しれっとChatGPTで作成した文章をコピペして提出してしまうんだとか。

きっと、「どうせバレないでしょ?」くらいの感覚なのでしょうね・・・
ですが、学生の作成した文章の文体・内容の不整合などは教師陣にはお見通しな訳です(笑)
やはり餅は餅屋ということなのですね・・・

ただ文章を書くことが苦手だったり、不慣れな学生も一定数いるのも事実。
完全にコピーするのではなく、“参考にして自分で書いてみる”ことを覚えるように指導していくことが肝要なんだろうなぁとしみじみ感じます。

かく言う私も、研究や語学学習の補助ツールとして利用しています。
例えば、論文を書く際に避けては通れない導入部分の書き出し作業。
私、この箇所を考える作業がとっても嫌いでして・・・(笑)
だって、なんだか噓八百を並べ立てているような気分になってくるんです。
「この研究の意義は~」とか「先行研究における問題点は~」なんて、正直ないんですよ。“やっている研究者もいないし、面白そうだからやってみた”ということしか、ありません(笑)

こんな時に役立ってくれるのがChatGPT。
条件を色々と書き出し、「こんな感じの前書きをお願い☆」と入れ込むと、それなりのものを吐き出してくれます。
それをベースにして、あーだこーだ手を入れて形にしてみる。そんな使い方でも、ありなのかも?と考える今日この頃。

問題点ばかりに目を向けて遠ざけてしまうのではなく、利便性をうまく利用して共存してみるのもひとつの方法なのかもしれませんね。
ではでは、あびあんと~!

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