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【過去記事2017.06.14】何回やっても、何回やっても


幼いころ、輪投げ遊びが好きでした。

立ってる棒に、輪っかを投げて、うまく通す遊び。

今日は、童心に戻って、そんな遊びをしようと思います。


まあ、でも。

入るか入らないかは、


棒である、あなた次第、なんですけどね。


ふふっ。









棒の代わりが、あなたです。



正確に言えば、あなたの棒が、棒の代わり。


そう。


あなたの、それ。


私が適当な場所に、「えいっ」て輪っかを投げるから、

あなたが自分で動いて、それに輪っか、通すんです。

どうですか?

面白そうでしょう?

お犬さんだって、投げたフリスピーを持ってくるくらいはできるんです。

人間なら、それくらい、できますよね?

ほらほら、わかったら早く、服、脱いでくださいね。

ちゃんと、それを露出して、スタンバイ。

用意ができたら、

「スタンバイ、できました!」って言ってくださいね。









あはっ

何言ってんの、お前(笑


いいですよ、用意できたのなら、やってあげる。

私は今から、輪っかを3回投げます。

私の手から離れて、地面に着くまでに、

それに輪っかを通すことができたら、あなたの勝ち。

もちろん、あなたは手を使ってはいけませんよ?

使えるのは、それだけ。

走って、腰を突き出して、輪っかに入れる。

あなたがしていいのは、するのは、それだけです。

円の大きさは小さいので、

よっぽどタイミングも角度もよくないと、通りませんよ。


そうだなあ。


3回、すべて、輪っかを通すことができたら、ご褒美。




の身体使って、どんなことしても、いいですよ?




ふふっ


2回通したら、あなたが舐めたい場所、舐めさせてあげる。


1回通したら、私が今履いてる下着、その場で脱いで、あなたにあげる。


どうですか?


嬉しい?



じゃあ、頑張らないと、ね。


はい、スタート。



えい。

ぽとっ。













ん?


あれ?



ねえ、なにしてんの?


もう、一回目、終わっちゃいましたよ?


ああ、ごめんなさい。


上に投げないと、そりゃあ、通せませんよね。


ごめんごめん、下に向かって投げちゃった(笑


はい、残念。


もう3回通しのご褒美は消滅しちゃいましたね。


ごめんなさい、私のせいですね。


でも、ルールはルールだから、仕方ないですよね。


むしろ、ちゃんと、上に投げるように言ってくれなかった、


あなたが、悪いですよね。


はい、じゃあ、謝ろっか?


「ご忠告もできない無能マゾですみません」って。


うん、謝るの。

あなたが。


はい、どうぞ。









ふふふっ



仕方ないなー。許してあげますね。


あ、でも、投げるのはあと2回ですからね。


また最初から、とかにはなりませんから。


だって、一度言ったことは、ちゃんとやらないと、ですもんね。


ふふっ


大丈夫。次は、高く投げてあげるから。


はい。



ぽーいっ。




あー。


ざーんねん。


惜しかったですね。


当たりはしたのに、通りませんでしたね。


でも、もうちょっとでしたね。


あっ、私、いいこと思いついちゃいました。



わかった。


それ、小さくすれば、いいんじゃないですか?


だって、そうすれば、輪っかに入る可能性は高くなりますよね。


うん。



そうです。




小さくすればいいんですよ。




こーこ♥





私が、つん、つんって、指先で触ってる、こーれ♥



これ、小さくしよ?



ほら、これですよー?



指先で、先っぽくりくりしてあげてる、こーれ♥


小さくすれば、きっと成功します。


だから、ほら、小さくして。



つん





つんつんっ





んー?



ねえ、なんで、小さくしないんですかー?


小さくすれば、入りやすくなるんですよー?



つん




つんっ





というか、さっきより大きくなっちゃってないですか?



ねえ、なにしてんの?



人がせっかくアドバイスしてやってんのに、



従わないどころか、むしろ、大きくするって、なに?



つんつんっ




私のこと、馬鹿にしてるんですか?



おい、なんだよ、これ。



誰が大きくしろって言ったの?



つんつんっ




ほんっと、どうしようもないですね。


自分の意志で、どうにかできないんですか?



自分で、思い通りにできないの?



ほら、これのことだよ。


今から、私が指ではじく、これのこと。




ピンッ!!!






くすっ



あれー?


小さくしないどころか、


なんか、イカサマ、しようとしていませんか?



だって、なんか、ぬるってしてますよ?


だめでしょ、そんなの、許しませんよ?


不正は、認められません。


ヌルヌルしていたら、輪っか、通しやすくなっちゃうもの。


だから、


ティッシュで、拭き拭きしておこうか?


お前が、自分で、ね。


やだよ、なんで私が触んなきゃいけないの。


調子乗るなよ、マゾ♥


くす♥


その間に、それ、小さくしておけよー?


はーい。



シュッシュッ♥




シュッシュッ♥




あれ、全然、小さくしてないじゃん(笑


ふうん。


小さくしなくていいんだ。


別に、それはそれでいいですけどね。


それじゃあ、ラスト。


ああ、言い忘れてましたけど。







一回も通せなかったら、オシオキだから。







はい、ぽーいっ。








……あーあ、残念。




また、ハジいちゃいましたねー。


まあ、でも、そりゃあそうですよね。



これ、あなたのものに、ギリギリ入らないサイズになってるし。




あはっ


それなのに、必死に、腰、くいーって。



あははっ



ドタドターって、無様に走っちゃって。



くすくすっ




無駄な労力、お疲れさまでしたー(笑



でも、約束は約束ですよ。


一回も通さなかったんだから、オシオキ。


「僕は穴にいれることもできないダメな男です」


これ、今日から一週間、毎晩寝る前に10回言ってくださいね。


そうやって、どんどん、男としての尊厳、


削って、すり減らして、薄くしていきましょうね。


ふふっ


絶対に勝ち目のない勝負、私とできて、良かったですね。


また、絶対にあなたが負けるゲームで、遊びましょうね。



ふふふっ

ん? サポート、してくれるんですか? ふふ♥ あなたのお金で、私の生活が潤っちゃいますね♥ 見返りもないのに、ありがとうございます♥