【過去記事2020.02.12】sweet
2月14日はバレンタインデー。
日本では、好きな異性にチョコを贈る日として有名ですね。
とはいっても、今は義理チョコや友チョコ、
逆チョコとか、自分へのご褒美としてのチョコだったり、
時代と共にその文化も多様化していってるなあとは感じます。
あなたは、私からチョコ、欲しいですか?
どうせチョコをあげるのなら、
手作りのチョコをあげたいなあと思うんですよ。
だって、日頃からあなたには、
支えてもらっているし、愉しませてもらっているから。
でも。
チョコを手作りするのって、結構大変なんです。
仕事を遅い時間までするので、
帰ってきてチョコを作る時間がないんですよね。
うーん、どうしようかな。
簡単な手作りチョコでもいいですか?
まあ、正確には手作りではなくなるけど……
それでも、欲しい?
ん?
欲しい?
私からのチョコ、欲しい?
あなたにあげるチョコは、本命でもなければ義理でもありません。
あのね。
マゾチョコ♥
マゾのあなたにあげるチョコだから、マゾチョコですよ。
そんなのでも欲しい?
ふうん。
欲しいんだ。
それって、
自分がマゾですーって認めることになるけど……
それでも、欲しいんですね。
ああ。
今更か(笑)
あはっ
じゃあ、ほら。
そこに、仰向けに寝てください。
くすっ。
ね。
こうやって、私に見下ろされるの、どんな気分ですか?
お似合いだぞ♥
あははっ♥
その体勢のまま、私の言葉、聞いてくださいね。
ね、あなたは手作りチョコって、どう作るか、知ってますか?
市販の板チョコを、細かく刻んで、湯煎して、冷やして……
私、昔から思ってることがあって。
最初からチョコとして完成しているものを、
わざわざ溶かして、また固める行為が、
二度手間というか、無駄だよなあなんて。
もちろん、形を整えたりとか、
材料として使うだけ、というのはわかるんですけど。
だからね。
簡単に作れて、
無駄な工程もない、
そんなチョコを、あなたにあげますね。
ほら、恋奴隷さん。
仰向けのまま、大きく、口、開けてごらん?
ふふっ。
間抜けなお顔(笑)
ああ、ごめんなさい。
可笑しくて笑っちゃった。
あはっ。
そのまま間抜け顔晒しとけよ?
この市販のチョコを、
小さく折って、
私の口の中に含みます。
そのまましばらくもぐもぐして……
くすくすっ
もう、何するか、わかりましたか?
零したりするなよ?
はい、あーん♥
れろーっ♥
あははっ♥
ね、美味しい?
私のお口の中で溶かした生チョコ、
直接お口に垂らされるの、美味しいですか?
くすくすっ♥
それが、マゾチョコですよ。
美味しい?
美味しいに決まってますよね?
お前への私の愛情たっぷりだもん。
くすっ♥
ほら、おかわり欲しいなら、
もっと口開けて、必死に舌伸ばして懇願しろ♥
はい、どうぞ♥
あはっ♥
じゃあ、残りの板チョコ、もう一度口に含んで……
あ。
ごめんなさい、美味しくて、食べちゃいました(笑)
あっは(笑)
あーあ、残念。
もうあなたにあげるチョコ、なくなっちゃいましたー。
ふふっ。
でも、もっと欲しいの?
んー。
じゃあ。
駅前の、美味しいチョコ買ってきて♥
そうしたら、少しはあなたに生チョコ恵んであげる♥
でも。
これじゃ、何のためのバレンタインかわかりませんね。
くすっ。
でも、間違ってませんよね?
バレンタインは、好きな人にチョコを贈る日なんだから……ね。
くすくすっ♥
ん? サポート、してくれるんですか? ふふ♥ あなたのお金で、私の生活が潤っちゃいますね♥ 見返りもないのに、ありがとうございます♥