【過去記事2017.06.01】紅い傷口
もしも、同じ職場に、私の奴隷さんがいたら。
それも、その奴隷さんが、私の上司にあたる人だったら。
それが、あなただったとしたら。
私は、どういう風に対応するのでしょうね。
たとえばあなたが、書類で指を切った時に、
サッと素早く、絆創膏を渡してあげるんです。
「これ、使ってください」って。
あなたの手をとって、
指に、優しく、くるりと、絆創膏を巻いてあげるんです。
「ああ、ありがとう。気が利くね」
そう言うあなたに、私は微笑んで、
あなたにしか聞こえないく