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向き合うこと

旦那の病気が発覚して10日あまり。
まだ30代半ば。まさかの皮膚ガンという言葉に最初は驚きとショックを感じ、その原因を作ったであろう旦那のお父さんに怒りを覚え(10年ちょい前に旦那とお酒を一緒に呑んでいたお義父さんが、お箸で旦那の胸を刺した?突いた?らしい‥。当時からボコっとした傷があったけど、ここ数ヶ月ビックリする速さでその腫瘍が成長し赤く腫れ上がっている。そしてこの間うちに来たときにがん保険の一時金がおりるからええやんかー!というお義父さんの言葉にイラッとした)、
その上ちょうど切り替えるはずだった新規の保険にタイミング悪く入れなくなってしまったことへの不安、その後病状が悪化していっている気がしてそれに対する怖さや旦那を失うかもしれないという怖さ、そして病気だという現実を受け止め、何とかしたい、私なりにできることをしようと決心したり‥
いろんな感情を感じた。そしてようやく気持ちの整理がついた。

私のお父さんとおじいちゃん2人はガンで命を落としている。だからガンは死ぬ可能性のある恐ろしい病気だという認識がある。
旦那の病気はもしかすると軽度のガンなのかもしれない。でも命を落としかねない病気であることは間違いないし、再発の可能性が高く、再発を繰り返すと悪性化する恐れがあり、まれに転移する可能性もあるらしい。

明日は半日以上かけての精密検査。
明日は天国にいるお父さんの誕生日なんだよなぁ。
お父さん‥お父さんはいつもあたし達を見守っていてくれるのかな?
お父さんは知っているのかな、この先の運命を。
お父さん、子ども達はまだ小さいよ。あたし1人で3人を育てるなんてできないよ。
お父さん、彼はまだ若いよ?そっちの世界にはまだ呼ばないでね。
お父さん、怖いよ。不安だよ。

自分と向き合う時間が持てないと、不安や怖さの正体が分からないまま増大していってしまう気がするけど、自分の気持ちを素直に表現し、綴っていくことで自然と落ち着いてきているような、自分や自分を取り巻く世界を少し客観視できるような、そんな気がする。
今年は我が家にとってチャレンジの多い年。
乗り越えられる人にしか与えられない試練だと信じて、時間をかけてでも旦那にちゃんと向き合い、可能な限り子供たちの声も聴きながら楽しく過ごしていきたい。そう心に誓うのでした。

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