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国際結婚・離婚危機・熟年夫婦

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結婚33年。国際結婚、熟年夫婦に訪れる離婚危機と再構築のストーリー
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#国際結婚

【国際結婚・海外移住】財布のひもを誰が握るか

国際結婚して海外移住した場合、家計の財布の紐は誰が握るのか。。。 先日YouTubeで、フランス人と結婚している日本人女性が、産後育児中も、家計にかかるお金を折半させられているという動画を見て、深く考えさせられた。 国際結婚して相手の国(海外)に移住すると、日本にいる時とは、家庭内の経済のパワーバランスが大きく変化する。 夫が日本人の場合と妻が日本人の場合では状況が違うし、住む国の文化風習によっても違ってくると思う。 相手の国に移住すると、日本にいた時と同じ職種や同様の

【国際結婚・海外移住】老いると日本に帰りたくなるか

2020年にコロナ渦を挟んで、実に6年ぶりに、この3月(2024年)に日本に一時帰国した。 ニュージーランドに移住して29年。他の国も含めると英語圏での暮らしは日本での生活よりも長い。 今までは帰国しても、楽しかった また遊びに来よう、と思うくらいで逆移住まで考えることはなかった。 が、今回の一時帰国後NZに戻ると、日本が恋しくて仕方がなかった。 これは自分が歳をとったからなのか… 残りの人生、どこで生きたい? どこで死にたい? と考えると、このままニュージーランドで死

国際結婚〜海外移住・アウェイな場所で一生戦えるか

国際結婚すると、自分の国に住むか、外国人であるパートナーの国に住むかという選択を迫られる時がある。 国際結婚して海外移住する場合は、敵地すなわちアウェイな場所で、チーム(夫婦)として戦うことを一生強いられる。 最初こそ恋愛の延長で盛り上がっているからいいかもしれないが、チームとしては状況は明らかに不利。そんな状況が一生続くのに持ち堪えられるカップルがどのくらいいるだろうか。 常にチームメイト(相方)を思いやり、不利をカバーし、愛を維持継続できなければ、悲惨な結末が待って

国際結婚・熟年離婚回避カウンセリングその2

国際結婚は、出会ってばかりや新婚の頃は盛り上がってラブラブかもしれないが、結婚し相方の国に移住して数十年を経て子育てという一大プロジェクトが終わると、やっと自分の役目が終わった、もう懐かしい故国に帰りたい、という気持ちが芽生えてもおかしくはないと思う。 私も、コロナの後6年ぶりに日本に帰国し里心がついて、帰りたくてたまらない気持ちが芽生え仕方がなかった。 夫の現役中、妻が我慢に我慢を重ねて、定年退職の日に熟年離婚の三行半をつきつける、という日本の古典的熟年離婚事情と、国際

国際結婚・熟年離婚回避 カウンセリング その1

国際結婚で夫はNZ人(62歳) 私は58歳の熟年夫婦。夫の国に移住して30年。結婚して33年。 小さな喧嘩はしょっちゅうだが、離婚危機に発展するような大きな喧嘩もあり、もう別れる! と思ったのは、1度や2度ではない。 近年の離婚危機エピソード 原因は庭木(1分動画) ↓↓↓ 2ヶ月前にまた大きな喧嘩をして、もう離婚、という流れに。 直近の離婚危機騒動のキッカケはルバーブ(1分動画) ↓↓↓ 熟年になってからの不和は深刻。 子育てという大きなプロジェクトを終えて、チー