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目を合わさない猫

猫社会では、相手と目を合わせるということは失礼に値し、且つ、好戦的と捉えられる為、注意が必要である。

そんな猫社会に倣い、溺愛する息子たちと目が合いそうになったら、わたしも ふっ と逸らすようにしているわけだ。

「敵ではないよ。ケンカをする気もないですよ。あなたのことが好きですよ。」

伝わっているかどうかはさておき、向こうもまた、わたしと目が合いそうになったときには、静かに目を閉じたり、逸らしたりしてくれる。(なんだか複雑な表現である)

自信過剰ではなく、事実、わたしは この子たちに好いてもらっている。


“自動飯マシーンとしての猫奴隷な日々”より

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