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気づいたら過ぎていた、入籍4年目のセーブポイント(ふたりのこと編)

令和5年12月3日は4回目の入籍記念日でした。
(これを書いている今日はもう令和6年、、セーブするの忘れてたよ。)
ついに同じ苗字になって5年目、同居して1年半ちょっとです。

書き進めていったら、夫婦の関係性のことよりも、自分の人生に向き合うことのが多くなってきちゃったので、それは別稿にまとめることとして、このnoteでは、夫婦のセーブポイントを意識してみたいと思います。


1. 何度かひとり旅に出ました

前回のnoteでお伝えしたように、2022年末から2023年春過ぎまでは病気と向き合う時間だったため、このわたしが引きこもりがちになっていました。

6月の通院で「次は12月に検診に来てください」と言われたのをもって、一旦自由になったことや、二人暮らしの距離感に慣れてきたこともあって、入籍4年目は一人でいろいろと出かけました。

プライベートでは、9月に高知と沖縄、10月に東京、12月に広島、京都。
仕事では、10月に三重・京都・神戸、11月に神戸・滋賀。

旅に出る時、旦那に「○○に行きたいなって思うんだけど、一緒に行く?」みたいに相談はしていて。でも、大抵「行かないよー、一人で行っといで」と返ってくるので、一人旅になります。

最初は「せっかく二人で暮らしてるんだし、一人で好き勝手に動くのもね」と勝手に遠慮していたけど、興味のあるなしがはっきりしてて、一人の時間も楽しめる旦那さんを無理に動かすよりも、いいよって言ってくれるんだから、それに甘えちゃえばいいんじゃないとなって、好きに動くようになりました。ふふ。

時間とお金が許せば、これからもちらほら出かけていこうと思うので、面白い場所があったら教えてください。
最近の旅のキーワードは、「御朱印」と「自然」です。

2. 私たちなりの家族のかたち

わたしが病気をしたことをきっかけに、「妊娠」に向き合い始めたのも4年目の大きな変化。
治療に取り組んでも、誰もが100%確実に結果に繋がるわけでなく、授かりものだから、あまり一喜一憂しないように過ごしています。

私たちふたりとも今のところ「どうしても子どもが欲しい!」ということはないけれど、年齢的なものはあるから、気力・体力・財力の続くうちは取り組みつつ、もしお迎えできたらそれもまた幸せで、お迎えできなかったとしても、ひとつの経験として味わい、二人で面白おかしく生きていこうねという話をしています。

この感覚を夫婦で共有できているのは、とってもありがたいことだなあと思っています。家族を作るための「ふたり」でなく、共に人生を歩んでいくパートナーとしての「ふたり」でいられる感じがして。
(もちろん「家族」と「パートナー」が二者択一ということではなく、私たちにとっては後者に重きが置かれているという感じ。そのバランスに夫婦のズレがなくて良いなと思っているというニュアンスです。)

3. とはいえ、分かり合えないことだってあるよね

と、ここまで書くと、穏やかに、それぞれを尊重しながら、落ち着いて過ごせているようにも見えますが、喧嘩することもあります。

価値観というか、物事の捉え方・受け止め方に違いがあるのは、当然で。
歩んできた人生も、育ってきた環境も、全然違うんだからしょうがない。
ましてや、同じものを見ていたとしても、視点や背景まで全く一緒な訳はないから、違いがあって当たり前。

私たちも基本的には、お互いを尊重できるんだけど、そこに「大事なもの・大切にしたこと」が絡んでくると、二人とも意固地になりがちなところがある。

そりゃ「大事で大切」なんだから、譲れないことだってある。
そういう時は、お互いが意固地になる前に話題を変えるようになりました。
納得いくまで話し合えばいいのかもしれないけど、どうしても感情的になるし、納得するというのは、平行線を辿り続けて、どちらかが折れるという着地点になるのかもと思うとモヤモヤして。
どちらかが折れるという着地のさせ方は「わたしも、あなたも同じくらい大切にしたい」という「わたしのだいじ」に反するので、個人的にしたくなくて。

それなら、全部無理に納得しなくても、いくつかの事柄では少しグレーな、曖昧なところがあってもいい。
その事柄について、白黒つけた話をしたいのであれば、それができる人とすればいいのであって、必ず夫婦でしなきゃいけないわけじゃないし。
夫婦ふたりで分かり合えなくても、誰かと分かり合えればそれでいい。

だって、その出来事が世界の全てではないし、世界にはふたりしかいないわけでもないんだから。

4. 入籍5年目に向けて

5年目の記念日は木婚式と呼ぶそうです。
新婚生活と呼べる期間も終わり、未熟な2人がやっと夫婦として1本の木のようになるという意味が込められているとか、木のようにしっかりと根を生やし、ここから青々とした枝葉を広げて、花や実などを実らせていく希望にあふれた意味もあるとかなんとか。

何やら旦那さんは、3月ごろから新しいことを始めるようなので、それも応援しつつ、光野家をアップデートさせ続けていきたいなと思っています。


3枚しか出してないレアな年賀状のイメージです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!