【読了】「不登校」「ひきこもり」の子どもが一歩を踏み出すとき
不登校児が家に2人(下の子はフリースクール通学中)いる親としてはどれも納得のいく記述。
親が子どものことを理解することが大事とはどこでも言われることで、わたしも子どもに対して学校に行かせようとか、勉強をさせようとは一切思っていない(不登校初期は無理矢理行かせようとしたこともそりゃあったけれど)。
なんだけど、上の子については本当に理解できているのか?と自問自答する機会となった。
不登校については別に構わない。
ゲーム漬けなのも結構。
なんだけど、ここ数年の下の子に対しての理不尽な暴力は認められていないんだと気づいた。自閉スペクトラム症の診断はついている。とはいえ障害のせいというのもなんだか腑に落ちなく、ただ単に手を挙げられたり、横暴なことをされたり言われたりというのは本当に腹が立つ。
これは一体どうしたらいいんだろうな?
閑話休題。
書籍の後ろの方に掲載されているOha通信。
岡崎先生の「学校は託児所である」という主張、とてもなるほどと思った。
「学校は勉強をするための場所」とよく言われるけれど、子どもたちが自由に過ごすことが基本の場であればこんなに不登校の子が増えることはないのではないだろうか。
勉強したい子はその子のペースで教員に助けを得ながら学べばよい。遊びたい子は遊べばよい。遊びといっても、学びにつながる遊びであれば、教員の手を借りながらやればよい。
お友達とわいわい過ごしたい子、1人でもしくは少人数で静かに過ごしたい子、それぞれの部屋があったらよい。
つまりはこれはきのくに学園や、フリースクール的なかんじなのかもしれないが。
不登校の子が家にいることで、仕事に行けないなどの問題があるのも確か(我が家は幸い留守番ができる子だったけど)。
学校が最低限の見守りをしてくれたら、もっとみんな生きやすくなるだろうな。
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