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G(ゴキ◯リ)が救ってくれた家庭崩壊の危機。ママだってNOと言いたい。

ブラッドフォードゆり絵です。
読んでくださっている方、ありがとうございます。

今日は、どうしてもこのタイトルでnoteを書きたいっ!と思い、タイトル先行で見切り発車をしています。


先ほど(本当に今さっき)の出来事。

一匹のドデカいG野郎家庭崩壊の危機から救ってくれた話しです。



・・・とその前に。


頭もこころもモヤモヤしている部分があるのに、
こんなタイトルでブログを♪
なんて呑気に考えられる私の脳みそ、神経(?)疑います、、。

達観しているといえば良いのか?
時々、自分が鬼のこころの持ち主のように感じることがあります。

たとえば子どもが泣いている姿を見てもな〜んにも感じない時があったり。


今日のブログの内容もこれと通ずるものもあるのだけれど、

皆さんのなかにも

あれ?
(こんなふうに考えてしまうなんて)私ヤバい?
もしかして異常者?


なんて思うことがある方、いるのかな、いらっしゃいますか?
(いたら嬉しいなあ 笑)

でもまあ考えてみれば
「異常」か 「正常」か
「普通」か「普通じゃない」か なんていうのも
誰のものさしで尺度を測っているか、なのですけれどもね。

私もよく
「あの人やばいね、普通じゃないわ。」とか
「普通はさ〜」とか言ってると思うけど

<私にとって>普通じゃないだけなのですよね。
<あの人にとって>は、<私>が普通じゃないのだから。


ちなみに昔、
(よくいえば)アーティストが揃っていた職場にいた頃、
(わるくいえば変わり者の集まり、、、?)

“普通”という言葉は洗濯機に入れて洗って捨てなさい。

と言われたことがあります。

今も肝に銘じて大切にしている言葉のひとつです。


と、だいぶ話しが逸れてしまいましたが本題。

G野郎が家庭崩壊の危機を救ってくれた


なにがあったのかと言いますと。


毎度おなじみ、おとぼけアメリカ人夫

本日は仕事が休みで家に居ました。
(普段は帰りが子どもの寝る時間、ほぼワンオペふたり育児です。)


子どもが寝る時間になると

『オーケー◯◯(息子の名前)、have a good night♪』
とか言って、自分はゆったりiPhoneタイムに入ろうとしている。


。。。。。
『は?普段は私がひとりで全部やっているんだから、休みの日くらい寝かしつけしてよね。』(怒)と私。←ベースが【怒】w


はいはい。。と言わんばかりの表情でイライラしている私から逃げるように
子どもと一緒にベッドルームに行こうとする夫。

に、
『それともうひとつ!おもいだした!!』
と追い討ちをかけるうざ妻。(私)(自分でも分かってはいるんです・・・)


思わず
『oh my god…』が声に出てしまい目ん玉うえにしている夫。
(よくみるアメリカ人の仕草。鬱陶しいなぁ〜〜〜(怒)!!みたいなやつです。w)



今まで何度となく寝かしつけをお願いしたことがあっても

ほとんどの場合、彼は子どもより先に寝ている。(爆)

そうすると結局子どもはひとりで寂しくなって
ママ、と私のもとへやって来る。

そうなると私は、
そもそもの寝かしつけという大変な作業をイライラという本来は要らない感情と共に遂行しなくてはならなくなる。
(そしてまた夫への怒りポイントが溜まってゆく。本当にすぐポイント交換できちゃうぜ!しかもかなり良い商品にね・・・・・)


こんなルーティンが出来上がってしまっているため


『お願いだから子どもより先に寝ないで。
寝かしつけってわかる?
ちゃんとトントンして子どもが眠りにつくのを見届ける仕事なのよ。
隣で寝るパフォーマンスを見せる時間じゃないの。』

と、
もう3歳になるんだけどなあ・・・と思いながら説明をした。


ところ、案の定(?)はじまる夫婦のせせり合い。



(夫)
トントンしなきゃいけないって誰が決めた?おまえは神か?
寝ている姿を見せればそのうち寝る!

(私)
寝ないからいつも私の手間が2倍になるんでしょうが!
つーかなんで黙ってオッケーそうするって言えないの?!
さっさとトントンしてこい!!!(怒)(怒)(怒)


本当・・・
こうして書いているとしょーもなさすぎて笑えて来るくらいですが
そのときは大真面目に言い合っているのですよねぇー。


そしてさらに

「ママ抱っこ!」
「ママ読んで!」

「ダダに読んでもらいなさい!今日はダダと寝るのよ!」

「ママ!!!」


大声で泣き出す子ども・・・・・。

いよいよイライラがコントロールできなくなる私・・・・・。


どーでもこーでも
今日は寝かしつけも絵本もやりたくない!投げ出す!!!
とこころに決める。


息子は大泣き(本を読んでもらいたい!!)

夫は呆れそして怒ってる(一冊の本くらい読んでやれ!!)。




・・・

自分(ママ)が少し我慢をすれば家族が皆んな平和で笑顔でいられる。


何かの本で読んだっけな。
【子どもが小さいうちは、奴隷に徹してでも子どもの欲を受け容れてあげよ。】


ていうか私何やってんだろ。大人げないよ。
ほら、子ども泣いてるじゃん。


そんなことを
息子の泣きわめく姿を見ながら、ちくりと罪悪感のようなものを感じながら
自分のなかにいるもうひとりの自分と対話もしながら考えていた。



それでも


今日はやらない、やりたくない!ママだっていやだ!!!!

ママだってNOと言っていいはずでしょう!!!!!


完全ママ反抗期(日)モード、OFFスイッチはありません状態。



・・・・・・・・・・
まぁカオスです。
長男の泣き叫ぶ声でぐっすり寝ていた次男も起きてしまうしね。




ていうか、私がたった一冊の本を読んであげれば良かったんですよ。

本当にそれだけのこと。


それが出来ていれば、
長男は笑顔で眠りにつき、夫婦の会話も出来たかもしれない。
ちくりと胸が痛む、大好きな長男の悲しい涙を見ないでも済んだとおもう。

なのに私は出来なかった。


おバカだなあ、とおもいます。
ひどい母親だとも自分でおもう。


わたしなんかがお母さんじゃないほうが
もっと息子たちが笑顔で幸せでいられるのではなかろうか?と思うことも多々あります。


でも、今日は出来なかったのです。

そして今日はこれで終わるのです。




結局、何が言いたいのかというと



ママも人間。

NOと言いたい日もあるんです


それで
お母さん業って本当に大変なんです。

NOということにすら、罪悪感を持たなければいけないほどに。




でも私は今日は罪悪感を持たない。




これを宣言することで、

どこかのママの励みになればなぁとおもって書いてみたのです。
(と言いながら、自分を正当化しようとしているだけな気もするが・・・・・ハハハ・・・・・)



ママだって、
たまにはNOと言いたい。言うんだ。



これを読んでくれているママたち、
たまにはNOを言いましょうね。うん。


そのほうがきっと明日優しくなれるから。





あ、それで、本題の肝心の

G

ですけれども、

↑のカオスな状態真っっ最中にベッドルームに現れまして

私→怒りを忘れて叫ぶ
息子→悲しみを忘れて驚く
夫→呆れを忘れて闘う


という構図が完成し
夫が見事に撃退をし


息子の

「Dada, you are a superhero!」
 (ダディ、あなたはスーパーヒーローだね!)

というなんともsweetなひと言と、

本当にありがとう〜!怖かったよぉ〜!

なんて、さっきの雰囲気からは一変

信じられないくらいの超良い雰囲気に落ち着き、一件落着したのでした。




「子育て」って
子どもを育てながら
その子のためにより善い人間に成ろうと努力できること
だったりしますよね。


そう思うと
我が子に感謝でいっぱいになる。



最愛の息子たちへ
今日はごめんね
そして
ありがとう。



そして

Gよ、

今宵だけはきみにも感謝する。



長男が生まれた日の写真。
この日、私も母になりました。








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