2021 着物を普段着に

先日入会を決めた着物塾が今日からプレスタートです。

今日は、なぜ着物がいいのかについてアウトプットしていきます。

自分の体にフィットできる

着物(和服)の反対の洋服は、型どりがされて、S,M,Lとサイズがあり、どれも同じ仕様です。

しかし、着物は一枚の布をくるくると体に纏い、
自分のカラダに合わせて着ることができます。

これの何がいいのかといいますと、

例えばおんぶ紐なんかもそうですが、

エルゴやベビービョルンなど、形になっているものは

すぐに着脱できるメリットがあるものの、

”ある程度”しかその赤ちゃんの体型にはハマらず、

結果なんだか落ち着かずおんぶしても泣き止まないなんてこともあります。

一方、一枚布で有名なディディモスやさらし(コニーも分類されるかな)は一枚の布を

赤ちゃんとお母さんの体に合わせておんぶや抱っこすることで、

とても安定し、体制によってはお母さんの心臓の音まで聞こえるので

とても安心するメリットがあります。

これは着物でも同じで

腰痛をカバーする、背筋を伸ばす、など自分の体にフィットさせることで、自分のカラダの声を聞く、自分で矯正することができるようになります。

サスティナブルファッションである

着物は祖母から母へ、そして孫へと何十年にわたって受け継ぐことができるとても命の長い衣服といえます。

最近は化学繊維のものも増えてきてはいるものの、

綿や麻、絹など自然に還る素材のものが多く、サスティナブルな観点からも大変注目されています。

そしてそれらの天然素材は、汗を吸収し熱を放出してくれるので、心地よく1日を過ごすことができるのです。(これは洋服でも同じですね)

日本文化である

フィンランド留学していた時、最後に町を離れる際に、仲良くしてくれた友人に浴衣をプレゼントしたことがあります。

その子は日本のアニメが大好きで、浴衣や着物にも大変興味があり、とても喜んでくれました。

日本で生まれ育ったわたしには浴衣はそんなに珍しいものではなかったので、喜んでもらえた時、初めて、「着物は本当に日本の象徴なんだなあ」と感じたものです。

現在、わたしは幼児教育に携わっていますが、誇れる日本文化は繋いで行けたらいいなと思うし、自分のアイデンティティを海外に行った時も忘れずに持っていたいと思っています。

以上がわたしが着物がいいと思う理由です。

そして今回わたしが着物に挑戦しようと思った理由は

おばあちゃんの家に住んでいるので着物がたくさん周りにあったこと、
遺品整理の際、着物がたくさん放置されているのを見て引っかかっていたこと

が重なり、着物を着れるようになろう!と決心しました。

こんなこと言いつつ、1ヶ月後、自分が何を思っているか楽しみです笑


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