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経過報告〜その2〜

こんにちは!
松本です!

前回に引き続き、経過報告を!
本日は石川編。

石川県では、能登半島の輪島市にある歴史ある旅館で仲居をやっておりました。

とても不便なところで最寄りのスーパーまで徒歩1時間。
雪が怖くて、車を持っていかなかった私はかなり不便な暮らしをしていました笑

事前に不便さを聞いていたのですが、たまにはそんな暮らしをしてみたいという興味本位と、大好きだった朝ドラ「まれ」の舞台になった輪島を見てみたかったというのが、選んだ理由でした。

石川で1番苦労したのは聞き馴染みのないものの名前と一緒に働いてる方の強すぎる方言を聞き取ることでした笑

一緒に働いてる方の中には海女さんも何名かいて、1年のうち3ヶ月だけ海女の仕事に専念して、それ以外は仲居さんとして働いているという話がとても新鮮でした。

普段太平洋を見ている私からしたら、日本海の荒々しさは壮大で毎日見ても飽きなかったです。
ただ、1番のカルチャーショックは天気。約40日間いた石川生活の内、本当に1日晴れていたのは2日ぐらいだったと思います。
車のない私にとって、雨の中を歩くストレスは想像をはるかに超えるものでした笑

輪島にあるキリコ会館では、地域で大事にしている文化の歴史を知ることができ、"江戸の人たちはなぜキリコを作ろうと思ったのか"というのを考えていたら、とても不思議な気持ちになりました笑

そんな石川で、1番学びになったのは自分がいかに車に依存していたかということです。
私だけではなく、田舎の車社会を生きる人々にとって、少しの距離すら車に乗る習慣がついてしまったことは、もちろん行動範囲を広げ、世界を広げることにも繋がったと思いますが、その反面、昔ながらの、アーケードがあったり、駐車場のない商店街の過疎化に追い討ちをかけていると思います。

私は、ひとつの店にお客さんが集まるよりも、街に人が増えて、街を歩く人が増える商店街をつくりたいと思っています。

そのためには私も街を歩いて、些細なことに気付いていきたいと思いました。

変わらず車は手放せないと思いますが、車生活の中に歩くことを楽しめる街づくりをイメージして、また旅を続けようと思います。

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