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言葉が喋れない君が教えてくれたこと

こんばんわ!YURIです🌞
今日はお天気が良かったのでお散歩に行きました
お外歩いていると、かわいいワンちゃん🐕がお散歩してて
愛犬のことを思い出しておセンチになったので
今日は、そんなお話を書いてみます✏️

バロンがお家に来たのは、忘れもしない中学1年生の時。
学校でいじめられて、行くのを拒否していた時でした。
お父さんがかわいいなこいつ〜とインターネットで見つけて
2日後に急に家にやってきました🐶

たった生後2ヶ月のボーダーコリーの君は
100均の洗濯カゴを上下蓋してタオルに包まれてやってきました。
丁寧に包まれていたのに、なんて狭い世界に入れられているんだろう!と
私はすぐにカゴを開けて抱っこしました🐥
お家に着いたらヨタヨタと家を歩いていて、あれはかわいかったなー☺️
名前をどうするかって話になった時に、たまたまテレビで「耳をすませば」のCMが流れて、よーしバロンにしよう。の父の言葉で彼の名前はバロンになりました。その日から1日頑張って家に帰ればバロンがいる!と学校へ頑張っていくようになりました🏫

親バカなんですが、ほんまに賢い子で
来たその日にご飯あげる器の前で勝手にお座りしてて
お散歩はノーリードで、おやつも家族以外から貰うものは
食べないし、知らない人には絶対近寄らない
賢い子でした🐶

少し訳ありだったうちの家族は
私が高校に上がった時くらいにお姉ちゃんがお母さんと喧嘩して
家を出て行って、親は色々揉めててギリギリ状態で、
毎日親の機嫌をとってニコニコ笑って過ごす日々の中で
色んな人の言葉を繊細に捉えてしまう私からすれば
バロンは最高の理解者で心地のいい場所でした。

兄弟のように喧嘩💥もして一緒に毎日寝て
色んなところにドライブ🚗にも行って
いっぱい一緒に遊んで一緒に育ちました。
悩んでいるときは嫌々な顔してでも話を聞いてくれて
酔っ払って帰ってきても玄関まで迎えにきてくれて
泣く日は隣に座って涙をぺろぺろしてくれました🐶

10歳半年を過ぎた頃から、少し病気をするようになって
ボーダーコリー繊細な犬種で効く薬もその子に合うものを見つけないと
効かなくて、最後はとても苦しそうでした。。。

あんなに楽しい10年間を過ごしたのに、今一番に思い出せるのは
亡くなる前日の夜中に痛いよ!言ってるようなと叫ぶ声が頭の中から離れなくて今でも鮮明に思い出せます。

亡くなった時は、病院の帰りで家族全員揃ってみんなで連れて行ってて、
車でたわいもない話をしていてみんなで笑っている時に
安心したようになくなりました。

最後の最後まで、家族を心配して気にかけて
もう大丈夫やなと言われてるかのようでした。

言葉の話せない君から
無償の愛を教わり、
優しさで人を包み込む器の大きさを学び、
言葉がなくてもコミュニケーションが取れることを知り、
体全身を使って感情や気持ちの伝え方を教わり
周りをよくみて察して気にする思いやりを学びました。

もういなくなって7年目になりますが、全然乗り越えれません。
いまだに全然泣きますw
でも、いいんですよ。一緒に生きた証なので。

今思うことはもっと一緒に写真とか動画とか撮っておけば良かったなーと
本当に思うから、今可愛い子が側にいる人はこれでもか!!!!ってくらい
撮ってくださいw

ありがとう、バロン。
愛してる、マイヒーロー🐶





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