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最高にだめな日【昨日の住人より】

まず、昼に起きてしまう。おはよう世界。なんか遅刻した気分。でも誰にも怒られない幸せを噛みしめ、右手だけ布団からだし、暖房のリモコンを手にとり、ON!OFUTON AGAIN!

もそもそ起床、冷凍してた食パンを解凍。焼く。噛むのが面倒臭いので、コーンポタージュに浸して食べる。うまい。昨日家族で飾り付けしたクリスマスツリーをながめる。しあわせは噛みしめる。

今日は授業はないけど、べんきょうしよう。と思って電車に乗る。降りる。なぜだろうものすごい眠い。大学に到着、ラウンジに腰かけてから記憶がない。
場所を図書館に移動。自習スペースに腰かける。参考書を開いて気づく。筆箱を忘れている。そこからまた記憶がない。

暗くなってしまったので、外に出る。くそ寒い。所属している部室に行ってみる。オレンジ色の汚い光がぽわぽわ。おお、誰かいるぜ。
開ける。後輩たちがゲームしててめちゃくちゃ楽しそう。嬉しくなって「ラーメン食いにいこう」と声をかける。おっ、おっ、おおおーやったー!食おう!!

大学からずいぶん歩いてゆく。線路を越えて、夜の川を越えて、大通りを越えて。すると死ぬほど並ぶラーメン屋があらわれる。量が多くて、モヤシがてんこ盛りで、チャーシューというか肉塊が座ってる。なにより、麺が、ふっっとい。こってこてのキラキラ。私はここのラーメンが大好きである。

食券を買う。店主に渡す。私の顔をみて「ここ、来たことあります?大丈夫ですか。」大丈夫です。

食う。しあわせを噛みしめる。

「うまかったな」

帰宅。ただいま。おかえり。お腹がいっぱいで、おふとん。

深夜近くなって目が覚める。のそのそ。熱湯のような湯船に浸かる。ほおおお沁みるぜ!うきうきでストレッチみたいなことをしていたら茹で上がりかけて、ザッパアアン!

そんなこんなで夜はどんどん深くなっていく。しかし私のテンションはどんどん上がっていく。

自室に戻ってニヤニヤする。妹にお気に入りの服を勝手に着られてしまって怒ったら、詫びの品として贈呈された貝ひも&ビーフジャーキーが目にはいる。机にしまってあるウイスキーが残ってる。宴じゃ。

お湯を沸かして、ポッカレモンとハチミツをぶちこんで、お酒を注ぐ。

そこで何か、考え事をするわけでもなく、Youtubeをみて爆笑する。

そうして只今、6:31。

あまりにも眠くならないから、こうして日記を書いてみました。でも今やっと眠くなってきた。

こんにちは、私は昨日の住人です。ずるずるとここまで来ちゃって、本当に最高にだめな一日だったよ。今から寝てまた起きて、いつしか今日の、こんななんにも出来なかった日の私はきっと忘れ去られてしまうからね。きっとこれから、クリスマスにお正月、春が来てキラキラと何処かへいってしまうでしょ。忙しくてこんなくそみたいな私は、もういないかもしれないけど、あはー。

いつかの私へ、こんなに、だるだるの私もいるんだよう。あのね、めっちゃ楽しかった!また思い出したらやろうよこれ。

ああ眠いなあ、ほんとうに楽しかったなあ。

毎日が、えぶりでい。

グッバイ!!!

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