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「分断」されたその先へ

「校舎の窓ガラスが割れた」
そんな非日常の世界を見たことがあるだろうか。
窓ガラスを割らないために日々努力をしている教員がいる。そのおかげで窓ガラスは数年に一回のペースで割れるのである。

そんな世界線があるらしい。しかもこの街Tokyoで。そんな話を聞いた。

『少年院』は非行をする『悪い人』が入るところでしょ?
非行にも文脈がある。虐待されていたり。非行じゃなくても虞犯、罪を犯しそうな人というが実際は家出なども含まれる。虞犯だけでも2割もいるのだ。

その一方で、当たり前のように3Dプリンター!今年もMacBook買っちゃった〜💕などがいるのもまた事実である。これもまたTokyoの風景である。

この正反対の隣人をくっつける手段はあるのだろうか。運に任せていいのだろうか。
少し手を伸ばせば知ることもできるが知ることすら、その手を伸ばすところに空間があるのを知らない。あまりにも交点が少なすぎるのだ。

でも確かに存在する。さまざまな人が入り混じるバイトや運良くその地域の出身でないと見ることができない。煌びやかで高いビルの裏には、人知れず苦しんでいる人がたくさんいるのかもしれない。

来年。何冊か本を少年院に寄贈しようかな。分断の先にいる若者に思いを馳せながら。

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