アレルギーとかアトピー性皮膚炎とか

赤ちゃんの時の事を書くより、困ってる育児中親達の役に立てる事、そういえばこんなネタあるじゃないですか!!
覚えてるのはもちろん赤ちゃんの時の事だけじゃなくて、4歳5歳とかの事も。痒くて辛くて周りの人がアンハッピーな出来事はどうも記憶から抹消されがちです笑。

まず、アレルギーとかアトピーの子供をお持ちのパパママへ。
その子が自分で物を選んで食べている(離乳食とかじゃない)なら、その子自身に注意するように言うといいと思います。
”ゆりちゃんには食べると体が痒くなってしまう食べ物がある。それはまだ何なのか、しっかりとはわかってないけど、何かを食べた時に口がピリピリしたり、飲み込んだら喉のあたりが痒くなる物は美味しくてもそれ以上食べちゃダメ。ピリピリしたり痒くならない物は美味しかったらいっぱい食べていいよ”
とか。みんなと違って食べてしまうと(掻けないところが痒くなったりお腹痛くなったりして)苦しむ事になる、みたいに理由も是非。
2歳とか3歳でも理解できると思います。
うちこれ誰かから言われてたらなかなかいい最年少研究発表できたんじゃないかな笑。

あと、痒み対策は、”掻かないように” じゃなくて ”痒みを沈めるように” って考えてあげて下さい。個人的なお勧めはステロイド成分の入ってない抗ヒスタミン剤軟膏。私は専らムヒのクリームです。(マレーシアではMOPIKO笑。同じ会社から出てるのに名前が違う。)液体の方は大抵ステロイドがちょっと入ってます。
ステロイドを使う事にしている人は、痒がってる時にあのめっちゃしみる液体ムヒとかを自分で塗らせてもいいと思います(塗ってあげたら絶対嫌われます。痛いから笑)(わたしは大学の時にステロイド使用を止めるために体液トマラナイYO地獄を味わってるのでなるべく使わないようにしてます。皮膚の下まで掻きむしりたいぐらい痒くて、そこにすでに傷がある時は使います。傷がないと滲みないので十分に痛くない笑。)。

私はアレルギーやらアトピー性皮膚炎やら言われてました。痒いし掻くし血だらけになるっていうやつです。
アトピーじゃない人の為に説明します、あの痒みは体感でいうと蚊に刺された痒さの10倍ぐらい。おまけに範囲が身体中。おかげで私、アレルギーの方が痒くて蚊に刺された所は気にならないです笑。ぷっくりしてちょっとは痒いですけど。
痒いんです。でも親は血まみれになるまで掻きむしる我が子を止めたくて手を包帯でグルグル巻きにしてどっかにくくりつけたりするんです。あれはもう拷問以外の何物でもない笑。
過去に同じ事をした事があるお父さんお母さん、安心してください、嫌な事は記憶に残りにくい笑。しかも拷問の時って憎さよりも辛いから笑、恨みにはなりません。他で恨みがあれば上乗せするかもですけど。。。
今奮闘中のパパママは上記を参考にお願いします。

ちっさい時からアレルギーがあった私にとって、アレルギーのどの症状も “異常” ではありませんでした。この体しかないので痒いのが私にとって普通です。
親がお医者さんから、私は食物性アレルギーだと言われた、、、んだと思いますが笑(そういえば実際知らん笑)食べ物に関しては、あれはダメ、これはダメ、これならいいよ、どうぞ。みたいな感じで、選ぶというより許可が降りるっていう感じ。
“ガラスのコップ触ったらあかん!”とか”カッターナイフを口に入れたらあかん!”とか、そんな流れの上に“卵食べたらあかん!”、”魚食べたらあかん!”系があったし、別に私も渇望するほどではなかったので、ただその通りにするだけでした。

ただ、食べていいよって言われた物の中にもアレルゲンがあったりして、食べたら口の中の奥の上の方がめっちゃ痒くなって泣きまくったり癇癪おこしたりっていうのがちょくちょくありました。
それも”異常”っていうよりただ”でたー!嫌なやつ来たー!”みたいな感じでした。あの時はおかんおとんとお兄ちゃんは大変やったでしょうねぇ。。。癇癪起こすけど原因がどうしようもないので。。。

痒みが原因で癇癪をおこす→癇癪をおこす状態に慣れる→痒みが原因じゃない所でも癇癪をおこす
っていうメカニズムで私の性格の一部が出来上がってると、自負しております笑。踊りとかエアリアルシルク(私はこの競技のパフォーマー をやっています)の練習、思い通りにできないといつもブチギレてます笑。

ズーーーーーーっと、大学卒業してもまだ、ちょっと気をつければわかるはずの食べ物のアレルギー反応を、それがアレルギー反応だという事に気づかずにいました(気付いてない人多いんじゃないかな)。
”アレルギーがある”っていうのは周りから見て判るし、ちっさい時から言われていたのですが、本人からすると自分の体は見えにくいし 
”私は右きき”
っていうのと同じ感覚で、
”私はアレルギー”
 だったので、そこから深く自分を研究する事はありませんでした。
小さい時から口に入れたら違和感のある物はありました。ただそれが “異常” と判断できるほど他の人の感覚を知らなかったので。
口に入れたらピリピリする物でもそういう味と思って食べる。誰にも言わなければ自分すらそれが異常な事はわからないですよね。
3歳か4歳の時に誰かがそうだと教えてくれていればミートソーススパゲティをもりもり食べて後で救急にかかる事はなかった。。。笑。ミートソース食べた時はみんな口がピリピリしてると思ってましたので。。。笑。

だから、アレルギーとかアトピーのお子さんをお持ちの方は、親だけが気を付けて全部責任を負うのじゃなくて、本人にもしっかり説明して自分で感じて考えるようにさせてあげてみて下さい。
親だけが責任を負おうとすると子供は自分でできる事を知らないまま、責任を自分で負う事のメリット(やればできる事)を知らないままになるかも。私みたいに大学ぐらいで気付くかも笑。
よくわからないところは ”よく分からないけど” でいいと思うので、是非お試しあれ。


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