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閑話休題

先週からラーメン屋さんに行くのを解禁している。ラーメンは別に一番好きな食べ物ではないが、子供も旦那も食べられるので、家族4人でラーメンを食べに行くことはままある。

それにしてもラーメンの与える幸福感、やべーな。

「一蘭システム」の半個室の中でラーメンをすすりながらとりあえずラーメン屋に行ける段階になったことに感謝しつつ、わきあがるよく分からないハッピーな気持ちを感じる。なんだこれヤバくない?

このインスタントなハッピー。最近のチェーンのラーメン屋さんは、行けば想像していたのとほぼ同じ味のものが提供される。期待して期待とほぼピッタリのそれ。私は一蘭は辛いの2倍が好きです。

1000円でお釣りが来る程度のハッピー。事実としては土曜の昼食を満たしただけであるが、次の日の朝にラーメンの幸福感について書いてるんだから、コスパはそこそこいいと思う。

手頃なハッピー、大事だなぁと隣で大好きな茹で卵をトッピングしている娘を見ながら思う。小さな幸福感をせこせこと寄せ集めて、人は前に進むのだ(大袈裟)。

私の幸福感なんぞはすごく矮小で、ラーメン美味しいとか、子供が元気とか、旦那が夕飯美味しいって言ったとか、好きな選手がSNSを更新したとか、欲しいピアスがあったとか、コンビニで欲しいチョコレートが売ってたとか、その程度のもの。

私は特段面白くもないそのへんにいるおばさんなんだけど、手頃なハッピー全部寄せ集めたら、まあこういうのもなかなか悪くないんじゃないかな、と思う。

本当は何者にも代えがたい、得難いでっかいハッピー、そう、好きな選手のバスケットを観に行くこと!が私の最大の幸福感で、それはそれはスペシャルなアドレナリンの水道の蛇口がブッ壊れるやつで、それが一番いつも欲しいのだけど、当分先どころか予定がないのでせこせこと今日も手頃なハッピーを集めて、まあまあ悪くないってことにします。するの!


2020.06.14.