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後出しジャンケン野郎

あんまり語感のよくないタイトル。

センセーショナルだったり、ショックが大きいような、皆が話題にしたような出来事があったときは、たくさんの意見は出てくるし、反応も大きい。もちろん賛否両論でてくるのだが、

「あーあ、寄ってたかって言っても何も変わらないよ」

と、全てを誹謗しているかのようにひっくるめて後出しジャンケンしてくるひと。いませんか?見識家で、客観的で、良識ある感じで切り込んできて頂いちゃうかんじ。勝手に。

もちろん、こういう存在は、頭を冷やすのに必要なときもあります。つまり、落ち着いて、口を出すな、肯定しろ、皆で反応するな、ということなのかしら。別に皆で示し合わせたわけではない、というか多くの方々が反応してしまうほど他人事とは思えないような出来事だった、それだけのことだと思うのですが。

一歩引いてみること。

誹謗中傷に敏感な世の中であることは大切なので、この姿勢はリスクが低くて良いと思います。

ただ、人には心があるので、気持ちが入ってしまうこと。何かしたくなるような気持ちに駆られること。想いがこもってしまうこと。後出しジャンケン野郎はそれを全て冷笑してくるようで、私は悲しくなります。


2020.06.22.