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分かり合えるなんて思わないで

この世に「分かり合える人」「理解し合える人」などいるのだろうか
と、長いこともんもんとしていた時期がありました。
この世には、存在しない幻想ではないかと。

結論、幻想であり、ぴったり分かり合えることは無いと思いに至りました。

と言うと、言葉が届かない孤独との闘いが待っているみたいで
絶望しかありません。


しかし、そんな事はありません。

そもそも人間は育った環境や、親からの影響や、学校での教育、友達との関わり、持って生まれた能力や、何から何まで違います。

違うので、思考や行動も当然違います。
この「違い」を理解するのは、とても難しくアタマで分かっていても
実際の生活では、「違い」を理解したうえでの、コミュニケーションをとるのは、常に意識していないと、うまくいきません。

人間には、承認欲求があり、「認められたい」「褒められたい」という強い欲求があり、これが満たされないと、相手に対して心を開きません。

何もかもが違う人間どおしで、お互いに「自分の考え」を認めてほしいと思って離しても、当然分かり合えることは、無いと思います。

ここで必要なことは「共感」です。
相手が言った事に対してムッとしたら、「何故そう言う言い方をするのだろう」と考えるのではなく、「今の心理状態は、どうなっているのだろう」
「コンプレックスがあるから、無意識に強い主張をするのかな」とか
考えてみる。

そして、「なるほどね。それ、いいね」とまず、自分が先に言ってみて、相手の気持ちを想像しながら「共感」してみるのです。例え自分が違う意見を持っていたとしてもです。

実験的に、繰り返し繰り返し、言ってみましょう。

「他人は自分が思っているほど、自分の事を見ていない」のです。
逆に、褒められた事で、「この人は自分の事を理解してくれている!」と
心を開くそうです。一番、興味関心があるのは「自分」だそうで。
だったら、先に相手の「心を開放」してあげましょう。


「共感」も過ぎると、感情が引っ張られてしまう時があるので、
加減よく「共感」してみると、
無理に分かり合おうとしなくても、自然にコミュニケーションがとれていくと思います。自分が先に行動することが鍵だと考えます。


今日も皆さんにとって素晴らしい日でありますように (^^)/





 

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