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異所性子宮内膜症と卵管閉塞と私。


オペスケジュール表 一例

浅草 佐々木医院にて子宮内膜症で入院した時の記録。

病院食はバランスが取れていて
過去8回入院したなかで一番だった。寛先生も鼻高々。面白い人だ。

江戸っ子でデリカシーがない人ではあるものの
毎日しっかり気にかけてくれて、看護師さんに的確な指示を出してくれる。

これから入院する人の目に留まりますように
そして【何かおかしい】と思った人が婦人科に行きますように。

病気は止まらずに進行する。

入院一年前、急激に体重が増えた
161cmで52kgだったのが65kgまで半年で増えた。
その間にエステやジム、食事制限もしたが筋肉付き脂肪は燃焼されなかった。

止まらない体重増加に加え、肌荒れが一気に出た。
デコルテや胸の谷間、背中、フェイスラインにアトピーのような数のニキビ。

顔を見るのも身体を見るのも嫌で、美容皮膚科に行って高濃度ビタミンCローション、アルダクトン、マーベロンを処方される。

ニキビはマシになったが、生理が比較的そこまで重くなかったのが動けないほどになる。

  • 何も食べていないのに、吐き気

  • 寝ても寝ても眠い

  • 生理痛に加え、何故か腰痛

  • 生理日すべてが2日目 常に夜用ナプキン

西東京市に当時住んでおり、ひばりヶ丘駅のひろクリニックを受診する。

3ヶ月に渡って先生が出した結果は『よく分からないので他の病院に行け、紹介状は書かん。』だった。お金儲けで婦人科はして欲しくない。

2021年1月、ソフマップリリイベ翌日
奥浅草にある佐々木医院へ向かった。

子宮頚がんで受診したことある
先生の腕が良かったのでそこへ行くべき、と知人に紹介されたのだ。


先生はすぐに見抜いてくれた。

『これはレントゲンで分かる、子宮内膜症だ。早めに焼いた方がいい、数カ所に血液が癒着している。』

そして一ヶ月足らずで入院へ至った。

難病の方の主治医、脳外科医は
身体を焼いたり切ったりすることを嫌がるので、今回も黙ったまま手術を受けた。

1日目

9:00入院 前日21:00より絶食
OS-1を2本飲むように指示される

18:00からオペ 40分程度で済んだ
主治医から付き添い人に説明、写真を見せられる。
腸を含んだ七箇所を焼いた、手術中に卵管通水をしたら2年前には通っていたのに閉塞していた。
妊娠は体外受精か顕微授精じゃなければ不可能と伝えられる。死にたくなる。

この日はずっとトイレを我慢し続けるようなお腹の痛みで中々寝付けず、睡眠薬と痛み止めを点滴してもらった。

この日だけ尿道カテーテルあり、麻酔が効いているときに付けられていた。
2時間置き?に検温と血圧を測られる、その際に点滴も補充。

2日目

朝6:30に採血、8:00に朝食。
重湯からスタート、お腹から手術時に入れたガスがどんどん出てくる

点滴は一日中、朝に尿道カテーテルが外された。

身体を拭いてもらい術中に付けた夜用ナプキンを外してもらう。
経血で真っ赤に染まりシーツにもはみ出していて驚いた。

微熱で37.4度から38.1度を行き来している、少し寒気がする。

歩くように指示されるので
院内を少し歩いたり、お水やルイボスティーをよく飲むようにした。夜にやっと便通があった。

3日目

7:30から点滴 8:00から朝食。
熱は下がって36.8度になった、抗生物質の副作用なのか、お腹を下し始めた。

まだ下からの出血は続いている。

シャワーを三日ぶりに浴びたら吐き気が酷く、胃薬を貰った。

夜もお腹を下した、吐き気は続きゲップが止まらない。
気持ち悪くてしばらく眠れなかった。

4日目

寝つきが悪く夜中に何度も目が覚めた。
朝食前から腹痛でトイレへ、抗生物質の影響でお腹を下す。朝食後もお腹を下す。

治ったと思ったら不正出血がまた始まった。
鮮血で量が多めなので看護師さんに相談。

熱は下がって36.7度になった。

昼食は少し豪華だったけどお腹いっぱいで白米を残した。

食後30分後に気持ち悪くなり、会話が困難な程になる。
ナースコールをして問診、レントゲンを撮ることに。トイレで少し吐いたら楽になった、胃がポッコリ張っているとのことだ。

37.2度の微熱、レントゲンを撮った後、シャワーを浴びて休息、その後37.4度の微熱。

退院のための説明を受ける、次回外来は1週間後が目安とのこと。

点滴が外れる

夕食後も軽い吐き気。
医師と両親で今回の病気のこと、手術内容を確認。
やっぱりお腹を下す。

5日目

寝つきが悪かったせいなのか、37.4度の微熱はあるものの退院。予想よりも早かったが一週間は自宅療養をした。

たくさん制約があって驚いた
外に出るも上手く歩けなかった。

しばらくは杖とヘルプマークを付けていた。

その後

ジェノゲスト一日2回の服薬指示
10kg太ったので皆も気をつけよう。黄体ホルモンは怖い。
診察時間は待たされるけど腕は確かな先生。
この人なら心配ないとお任せすることができるだろう。

傷跡について

縫いつけた溶ける糸が溶け切る頃から
久光製薬のエクラープラスターテープを傷口の大きさに切って貼る。

3ヶ月ほどで傷口は目立たなくなった。

部屋

個室と二人部屋が選べる、この部屋は二人部屋

食事の写真

朝食
昼食
夕食

退院後の制約

彼氏持ちの人はキツイかもしれない

焼いた子宮や内臓

焼く前
焼いた後
焼いた後そのに


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