in the end and end and the end
おれはタバコを取り出すと、精一杯皮肉げに微笑んで見せた。
終わりだ。何もかもが。
果たして何度目かになるそんな泣き言を聞きながら、おれはこぼれ落ちた左眼を再び眼窩に収める。
ひしゃげた人攫いトラックの乗り合い客はおれと、おれの頭の中にだけいるムカつく友人─哀れなトレヴァー、愛すべき二枚舌のクソったれ─を除き全滅してしまったようだ。
おれは真横で顔から折れた手摺りを生やして眠る哀れな男の腰に提げられた立派な拳銃を拝借すると、繋がれた手首から先を吹き飛ばして、なんとか車の