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6・【モラ逃げ】DV相談センターから面談をすすめられるも・・・

前回の記事はこちら ↓



  DV相談センターとの電話は、少しのつもりが気づいたら40分も話していました。

夕食の給仕をされなかったことに怒ったようだと話すと、

「それは大変な夫さんね・・・!!夫さん、自分からご家族とは別で食べるんでしょう?ならばそんな風に怒ることないのにね。それに、気に障ることがあったとしても、普通の夫さんはこんなことしないんです。本当に大変だったわね。お子さんも怖い思いして。一度こちらにいらっしゃることできる?一度面談しましょう。

と言ってくださいました。


 最後に、名前、住所、電話番号を聞かれました。そして2日後に面談の予約を取ってくれました。


 この時私は罪悪感でいっぱいでした。
いよいよ、本当に、人に話しちゃった・・・
個人情報も言って、もしかしてうちのこと知ってたらどうしよう。夫にバレないかな・・・

 そんなことがぐるぐると頭を駆け巡っていました。

 そして一人で抱えているのに耐えられなくなって、親に連絡しました。親ともいろいろあって決して良好な関係性だとは言えないのですが、やはりこういう時に頼ってしまうのは私が不完全だからなんだろうなぁといつも思います。


 親は呑気なもので、父は「マジかよ」とひとこと。母は「憎たらしいね!」くらいの反応でした。夫婦喧嘩の一端だと思われていたんだろうと思います。


 このようなエピソードはもう何度も何度もあるんです。

 大声で怒鳴りつける、扉を強くたたきつける、不機嫌だけど何に怒っていかよくわからない。
些細な事が「ごめんね」では気が済まずに、「俺の気分を損ねた落とし前」として見返りを要求してくる。

壁に穴を開けるのは2回目です。

 逐一報告なんてしていないので、そう思われても仕方ないです。だから尚更、相談センターの方の寄り添い方は「専門家なんなだな・・・。こんな相談が何件あるんだろう。うちだけじゃないのかな。」と漠然と思いました。

 
 面談の予約を取ってくれたけど、心の中では行けないような気がしていました。行けないというか、行かないんじゃないか。


 うちは仕事の都合上、夫と予定を共有しています。それで、一週間分の予定表を夫に提出して、その通りに行動することを求められていました。(これも立派なモラハラですね。また今度詳しく触れます。)


 その週も予定は提出済みで、当然、相談センターに行ける時間は組み込んでいません。
第一なんて言って出かければいいのか?
行先、出発時間と帰宅時間も言わなきゃいけないのに・・・。


スーパーへ買い物に行くと言ってセンターに寄り、急いで買い物も済ませて帰宅するか・・・。

でも提出した予定を「変更したい」と申し出るのも勇気がいるんだよな。
2日後に行くとしたら今日には変更のお願いをしなきゃ。
でも昨日の今日でこちらからお願いするなんて、図々しいってまた怒られるかな・・・。

 

 決心がつきませんでした。


 2日後、私はスーパーにいました。何故かというと、夫が毎日食べる好物が切れたため買いに行くことになったのです。
そのとき相談センターに行こうと思えば行けました。でも行きませんでした。



 スーパーのトイレの個室から、キャンセルの電話をしました。


勇気が出ませんでした。




まだまだ未熟なnoteですが、サポートして頂けたら嬉しいです。私の体験談が少しでも誰かの勇気になってくれたら…!モラハラや離婚問題に苦しむ方のために、note投稿を続けていきたいと思っています。